北朝鮮は、9日、キム・ジョンウン(金正恩)第1書記が36年ぶりとなる朝鮮労働党大会で行った演説を国営テレビで放送し、キム第1書記は北朝鮮は「核保有国」だとする立場を改めて示し、今後も核・ミサイル開発を進めていく考えに変わりがないことを強調しました。 北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、日本時間の8日午後、このときの演説を「特別重大放送」として放送し、キム第1書記の肉声で党大会での報告内容を伝えています。 この中でキム第1書記は、「わが国は、侵略的な敵対勢力が核で自主権を侵害しないかぎり、先に核兵器を使用しないだろう」と述べました。 そのうえで、「国際社会において、核兵器の拡散を防止する義務を誠実に履行し、世界の非核化を実現するために努力するだろう」と述べ、「世界の非核化」に言及しました。しかし、キム第1書記は、4年前の就任直後に憲法を修正して明記した、北朝鮮は「責任ある核保有国」だとする立場を改
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