『薄氷あられ、今日からアニメ部はじめました。』(→感想)、『アニメアライブ』(→感想)と自主制作アニメーションを題材としたライトノベルが相次いで出版されています。私も、一応、自主制作アニメを作ってたこともあるので、昔を思い出しながら、自主制作アニメのことを少し書いてみます。まあ、私がやっていたのは、8mmフィルムの時代なので、今ではかなり変わってしまった部分もあるかとは思いますが。 基本的なところ まずは、基本的なところから。アニメを作るには、1秒作るのに 8枚以上絵を描く必要があって、自主制作アニメでは、10分ぐらいの長さが限界です。 アニメに限らず、一般的な動画は、1秒が24コマ、つまり、1秒間に24枚の絵を順々に写すことで、動いているように見せています。ただ、『薄氷あられ』『アニメアライブ』双方とも書いてるとおり、1枚の絵を3コマづつ撮影して、8枚/秒に減らしても、ちゃんと動いている