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ブックマーク / huyukiitoichi.hatenadiary.jp (5)

  • 〝唯一真実の治療法〟に覚醒してしまった人たちが、反ワクチンの旗のもとに結集する、トンデモ医療アベンジャーズとでもいうべき傑作ノンフィクション──『リバタリアンとトンデモ医療が反ワクチンで手を結ぶ話』 - 基本読書

    リバタリアンとトンデモ医療が反ワクチンで手を結ぶ話:コロナ禍に向かうアメリカ、医療の自由の最果ての旅 作者:マシュー・ホンゴルツ・ヘトリング原書房Amazonこの『リバタリアンとトンデモ医療が反ワクチンで手を結ぶ話:コロナ禍に向かうアメリカ、医療の自由の最果ての旅』は、リバタリアンが集まる自由な町を作ったら、そこは整備も何も行き届かなくなり、自由を目当てにやばい奴らが集まってきたという実話を描き出す『リバタリアンが社会実験してみた町の話:自由至上主義者のユートピアは実現できたのか』の著者マシュー・ホンゴルツ・ヘトリングの最新作である。 タイトルが前作と似ているが、同じ町が舞台など、内容に直接的な繋がりがあるわけではない。ただ、自由を求める人達、自由の旗印のもとに自分たちの意見を強引に押し通そうとする人たちが社会を歪めていった過程を描くという意味では、テーマが連続している。作は、ヒーリング

    〝唯一真実の治療法〟に覚醒してしまった人たちが、反ワクチンの旗のもとに結集する、トンデモ医療アベンジャーズとでもいうべき傑作ノンフィクション──『リバタリアンとトンデモ医療が反ワクチンで手を結ぶ話』 - 基本読書
  • AIによる「自動化」の背後に隠れて生み出された、大量の人間を必要とする仕事について──『ゴースト・ワーク』 - 基本読書

    ゴースト・ワーク 作者:メアリー・L・グレイ,シッダールタ・スリ晶文社Amazon『ゴースト・ワーク』とまるでホラー小説のような書名だが、ノンフィクションである。「ゴースト・ワーク」とは書の造語で、人工知能やウェブサイトの動作を支えている、見えづらい(あるいは、意図的に隠されている)裏側の人間の労働のことを指している。わかりやすい例でいえば、人工知能のモデルに学習をさせるために、の画像にのラベルを貼りつける、あるいはフェイスブックやインスタグラムやツイッターのようなSNSで、暴力的なコンテンツとAIが自動で判定したコンテンツが、当にまずいものなのか、誤判定されたものなのかをチェックする仕事である。 GPT-3〜4の登場もあってAIの発展著しい昨今、AIは多くの人間の仕事が奪われると恐怖と共に語られることが多いが、まだまだ完全に人間の仕事を置き換えることは難しい。それは逆にいえば、「

    AIによる「自動化」の背後に隠れて生み出された、大量の人間を必要とする仕事について──『ゴースト・ワーク』 - 基本読書
    azumi_s
    azumi_s 2023/07/10
    ReCapture突破を人力で代行するAPIサービスがあるというのは聞いたことがある。何を言ってるのか分からないとは思うが。
  • 人類史に刻み込むべき神シリーズ──『ランス10』 - 基本読書

    ランス10 出版社/メーカー: アリスソフト発売日: 2018/02/23メディア: DVD-ROMこの商品を含むブログ (1件) を見る発売されてから120時間以上プレイし続けてようやくクリアした……というか、”クリアしてしまった”。できることならば永遠に終わらないでほしかった。無限にこの世界で遊んでいたかった。しかし終わるからこそ、そんな気持ちも湧いてくる。 29年間最前線を突き抜けてきたゲーム・シリーズ ランスシリーズの完結作『ランス10』とそのシリーズは、まさにそんな気持ちを抱かせてくれた理想のシリーズ作品だ。平成の元年にはじまって、約30年間にわたって紡がれ続けてきたこの作品は、その年月の中で幾度も形を変えながらもその魂は失われず、”ランスシリーズのおもしろさ”を開拓し続けてきた。『ランス10』はその完結作にふさわしい、超ド級の傑作だ。エンディングをいったん観た今、これほどの楽し

    人類史に刻み込むべき神シリーズ──『ランス10』 - 基本読書
    azumi_s
    azumi_s 2018/03/07
    熱いなぁ。というか終わってしまうのか…。プレイする時間が欲しい……。
  • ざっくりと一回クリアしての感想──『ペルソナ5』 - 基本読書

    ペルソナ5 - PS4 出版社/メーカー: アトラス発売日: 2016/09/15メディア: Video Gameこの商品を含むブログ (10件) を見る「よーしやりこむぞー!!」と発売を楽しみに待っていたわけではなかったんだけど、いざやり始めてみたらあまりに楽しすぎた。結局、土日月の連休を注ぎ込んで、さらに翌日仕事から速攻で家に帰ってきて一周クリアしてしまった。ボリュームは急がず普通にやって55時間ぐらいだったかな(睡眠時間をどんだけ削ったのやら)。 それぐらいガッツリやってしまうわけだから、まず大変におもしろく、細部まで創り込まれたゲームであった。この記事ではレビューというよりかは、ざっとプレイしての感想を述べることにする。公式が禁止しているように、ネタバレをする気はない。 プレイ前の不安だったところ 最初に「よーしやりこむぞーー!!」となっていなかったのは、不安点が幾つかあったからだ

    ざっくりと一回クリアしての感想──『ペルソナ5』 - 基本読書
    azumi_s
    azumi_s 2016/09/21
    プレイ中。8月が終わりそうなところ。沁みるネタ多いですよね。太陽とか、節制とか、死神とか。
  • 読書好きってめんどうくさいよね『バーナード嬢曰く。 (REXコミックス)』 - 基本読書

    施川 ユウキ著の漫画作品。「なんとかして読まずにすませて読書家の雰囲気だけ出したい!」という女の子が必死にがんばっていて好感が持てる。SFマニアな友人が出てきたり、シャーロキアンな友人が出てきたり、普通の読みが出てきたりとバリエーション豊かだ。イーガンの名前が何度も出てくるので、取り上げないわけにはいかなかったがそれだけの楽しさではない。 読むとなんだか読書欲が高まる“名著礼賛"ギャグ! を読まずに読んだコトにしたいグータラ読書家“バーナード嬢"と、読書好きな友人たちが図書室で過ごすブンガクな日々──。 『聖書』『平家物語』『銃・病原菌・鉄』『夏への扉』『舟を編む』『フェルマーの最終定理』……古今東西あらゆるへの愛と、「読書家あるある」に満ちた“名著礼賛"ギャグがここに誕生!! 私の中ではすでに読破したっぽいフンイキになっている!!*1 「読まずに読書家の雰囲気を出したい」っていうキ

    読書好きってめんどうくさいよね『バーナード嬢曰く。 (REXコミックス)』 - 基本読書
    azumi_s
    azumi_s 2013/06/02
    同発の鬱ごはんとオンノジに話題の中心を取られてしまった感のあるバーナード嬢曰く。オススメです。ちなみに買ったけれどまだ最初の数ページしか読んでない状態でこれ書いてます
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