アンゴラのベンゲラ(Benguela)にある病院で、横たわるコレラ患者(2007年5月19日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER JOE 【11月17日 AFP】アンゴラで発生した詳細不明の病気が、世界保健機関(World Health Organization、WHO)の専門家らを困惑させている。WHO関係筋が16日、伝えた。 この病気でこれまでに5人が死亡、200人以上が入院しており、すべての患者に目まい、眠気、歩行困難、言語障害の症状がみられるという。 WHOは、ヒトからヒトへの感染が確認されていないことから、現時点でウイルス性疾患の可能性はないとしている。 匿名のWHO関係筋はAFPに対し、「現在さまざまな仮説を立てているところだ。研究する時間を与えてほしい」と語った。 この正体不明の病気の最初の症例は前月初めに報告された。今月に入ってから新たな死亡例は確認されていないものの、