最近、スマートフォンアプリへのAIの導入方法を検討しています。 限定されたリソースで、いかにして汎用性の高い知性を実現するか、それは動物の神経細胞ネットワークの進化の歴史に学ぶことが多いように思えました。 そういった意味で、今回は神経細胞ネットワークの進化の歴史を考察していきたいと思います。 全ての生物、全ての動物は共通の祖先を持ちますが、ヒトにつながる進化の系統で、早い段階で枝分かれした順に並べると以下のようになります。 原生動物(アメーバ、ゾウリムシなど) 海綿動物(カイメンなど) 刺胞動物(クラゲ、サンゴ、など) 棘皮動物(ウニ、ヒトデなど) 原索動物(ホヤ、ナメクジウオなど) 脊椎動物(魚、鳥、哺乳類、ヒトなど) 本記事では、この順番に知性の進化の歴史を追っていきます。 これ以外にも軟体動物や節足動物などの系統があります。それらの系統の神経ネットワークに関しては、以下の記事で少々触
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