“ガラパゴス化”というキーワードが、一般に使われるようになって久しい。世界標準とは異なる形で、日本市場が独立した形で最適化が進行する状態を指す言葉である。もっぱら、携帯電話やスマートフォンの市場を指す言葉として使われてきたが、最近はパソコン(PC)でも同様の傾向が見られる。 米Microsoftは、2月9日にWindows 8 Proを搭載した独自ブランドのPC「Surface Pro」を発売した(関連記事)。米国では上位モデルが即日完売するほどの人気だが、残念ながら日本国内での販売は現在のところ予定されていない。同様に、Windows RT搭載の「Surface RT」(関連記事)も、2012年10月のWindows 8発売と同時に米国で登場してから約4カ月が経過したが、日本で発売する予定はない。 もちろん、これまでも米国で売っているパソコンすべてが日本で買えるわけではなかった。Surf
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