神村学園、通信制野球部は甲子園“無視”プロ直行…4月発足 最初の入部予定者として神村校長(右)から合格通知を受け取った中学3年生 21日に開幕する第84回センバツ高校野球大会に出場する神村学園(鹿児島)の通信制に来月、「甲子園を目指さない」硬式野球部が発足することが15日、分かった。日本高校野球連盟(高野連)には加盟せず、元メジャーリーガーの大家友和投手(35)がゼネラルマネジャーを務める社会人野球チーム「OBC高島(大家ベースボールクラブ高島)」のユースチームとして活動。そこからダイレクトにプロやメジャーを目指すという。 2005年のセンバツで準優勝も果たした強豪校が、全く別の視点からもう一つの野球部を誕生させる。通信制で学びながら、滋賀・高島市が拠点のOBC高島の傘下として活動する「U―18」だ。神村裕之校長(52)は「野武士軍団を作りたいんですよ。何らかの理由で野球をやめてしまった人