【北京=吉岡桂子】中国の胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席と訪中しているカザフスタンのナザルバエフ大統領は22日、カザフが進める高速鉄道(アスタナ―アルマトイ、全長1050キロ)の建設で、中国の技術を採用することで合意し、覚書を結んだ。15年に完成する。人民日報などが23日、伝えた。中国は時速350キロの高速鉄道車両などを輸出する意向。 カザフの軌道の幅はロシアと同じで、中国より広い。中国側の関係者によると、2005年に構想が持ち上がった際、カザフ側が中国と同じ幅にすると発言し、ロシアが猛反対した経緯がある。今回、中国側の報道では、どちらの幅で建設するかは明記されていない。中国には政治的な一体感を増すために、カザフと中国を結ぶ国際高速鉄道の建設を推進する動きもある。
日本に住むリビア人ら約80人が23日、東京都渋谷区のリビア大使館前でカダフィ体制に対する抗議デモをした。アラビア語、日本語、英語で交互に「リビアに自由を」などと叫んだあと、亡くなった犠牲者へ約1分間もくとうし、最後は全員でカダフィ大佐の写真を踏みつけた。 デモを呼びかけたのは都内在住リビア人のアーデル・スレイマンさん(23)。2006年8月に来日し、慶応大で学ぶ。中東で広がる民主化デモをニュースで見ながら、日本にいるリビア人の友人とツイッターで「次はリビアかもしれない」などと情報交換していた。リビアのデモ隊に死傷者が出たのを知ると、これまで抱いていた不満が一気に高まった。「政権に近い人間だけに富が集中する祖国を変えたい。何より、同胞が殺されているのに黙っていられなかった」 ツイッター上でデモを呼びかけると、面識のない日本人やチュニジア人からも「ぜひ、参加したい」「警察には事前に届け出が
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