カッダーフィについて 2011年02月22日 18:44 リビア 最近いろいろな方からコメントをいただきますが、本日も衛星中継で昔カッダーフィと話をしたが、理想主義で大局から物を見る人との印象を受けたが、本当に彼は抑圧者なのかと言う質問を受けました。 大変面白い、と言うか重要な問題なので、ここで彼について私の考えているところを少し整理してみたいと思います。 と言うのは彼は欧米では一般にmad dog(狂犬)と呼ばれて、せいぜい良くて道化と呼ばれた様で、基本的には人民の抑圧者、テロ支援者、誇大妄想狂というイメージしか持たれていなかったと思います。 ところがそのリビアに石油があったために面と向かっては、少なくとも欧州の連中は悪口が言えなかったところに、カッダーフィが米国の爆撃以来すっかりおとなしくなり、テロ支援も手控え、ロッカビーの被害者にも補償をしたり、大量破壊兵器開発をやめたりしたので、す
広東省広州市で20日、民主化要求の集会に参加しようとして消息不明になっていた元弁護しの劉士輝氏が、自宅を出たところで4、5人の集団に襲われ負傷し、病院で治療を受けていたことが分かった。香港メディアの明報が報じた。 劉氏によると、広州市内で20日午後に予定されていた「中国版ジャスミン革命」の集会に参加するために外出して歩いていたところ、自宅近くで自動車1台から4、5人が降り、突進してきた。「先頭にいた大きな男を覚えている。棒などを持った者もいた」、「少し離れた交差点で何かをしている者もいた。監視カメラがある場所なので、電源を切っていたのだろう」という。 劉氏はその直後に、頭からら麻袋をかぶせられて殴られたので、先頭にいた男以外襲撃グループについては、覚えていない。劉氏が持っていたカメラは見当たらず、襲撃グループが持ち去ったとみられる。携帯電話は壊されて、近くに落ちていた。 病院の診断に
【北京=峯村健司】中東で政権崩壊をもたらした民主化デモについて、中国共産党中央宣伝部が2月上旬、国内主要メディアに対し、「中国と関連づける報道をしてはならない」という内部文書を出していたことがわかった。波及に危機感を抱いた当局が情報統制を敷いたとみられる。 中国政府関係者が明らかにした。文書では、長期独裁政権を続けてきたエジプトやチュニジアの政治体制と、中国の共産党独裁を結びつけるような報道を禁止。双方の指導者の名前を並べるような記事も禁じた。記事で一連のデモの原因が民主化要求や物価上昇への不満であることに触れたり、「革命」という言葉を使ったりしないようにも指示されているという。 中国メディア関係者は「かなり細かい指示だ。当局が神経をとがらせているのだろう」と話す。 中国では、チュニジアの「ジャスミン革命」などにならった一斉デモの呼びかけがネット上であり、各地で20日、一部市民が警察
「暴動が起きる前のエジプトは、まるで今の中国のようだった。中国で暴動がいつ起こっても不思議ではない」――。日本の私立大学で教鞭を執る上海出身のF教授は語る。 エジプトの暴動は、物価上昇や失業、特権階級の腐敗問題に対する民衆の怒りが発端となった。今の中国は同じ問題を抱えており、相似形を成す。 2月11日、ムバラク政権は辞任に追い込まれた。果たしてアラブの民主化の動きは中国に飛び火するのだろうか。 高まりつつある政府や体制への不満 「中国は一党独裁」であり、「独裁国家が経済活動や市民生活を虐げている」という見方は、今の中国を100%正しく語っているわけではない。 中国は「市場化」と「私有化」(2007年に物権法が成立し、私的所有権が承認された)を掲げて経済改革を進め、世界第2位の経済大国にのし上がった。とりわけ上海では、外資の進出によって市場が活発化し、市民の生活水準が大幅に向上した。 だが、
リビア東部ベンガジに集まった人々=APリビア東部のベンガジでプラカードを掲げて抗議を繰り返す人々=AP 【カイロ=貫洞欣寛】約40年にわたり最高指導者カダフィ大佐の独裁が続くリビアで21日、反体制デモが首都トリポリにも拡大、政府庁舎や警察署などが放火されたという。ベンガジなど東部の複数の都市は反体制派が市街地を掌握しているといい、東部を中心に内乱状態が広がっている。アラブ圏の有力紙は、政権幹部らが近くカダフィ氏に退陣を求めると報じた。 目撃者が朝日新聞に語ったところによると、トリポリでは21日未明から警察官らが姿を消し、反体制デモ隊が市中心部の広場を一時占拠した。政権打倒を訴えて近くの警察署に放火し、カダフィ氏の肖像画などを破壊した。まもなく、治安部隊員と見られる私服の男たちが車に乗って現れてデモ隊を機関銃で銃撃し、多数の死傷者が出たという。 周囲のビルの屋上などに狙撃手らが配置され
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