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ブックマーク / tanakahidetomi.hatenablog.com (8)

  • なんで失業や貧困心配する論者が、労働分配率を気にするのか? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    よく眼にすることだけど、失業やワーキングプアの苦境を心配する人たちは、なんで労働分配率を重視して、しかもそれが下がっていることを問題視するんだろうか? 僕は理解に苦しむんですよね。 以前、すなふきんさんがまとめてくれたhttp://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20090117これを読めば、少なくとも過去十数年の労働分配率の動きをみると、不況のときに労働分配率は上昇し、好況のときは低下している。もちろん不況のときは失業は増加し、ワーキングプアの状況はますます困難を極める。なのに多くの運動系ないし比較的レフトな経済学者・社会政策学者は、この労働分配率の低下(いまの日ではこれは好況時の現象)を目の敵にしている。これほど非合理的なことはないんだけどなあ。 で、労働分配率の低下を問題にしていた人たちには待望?の上昇局面がくるわけだけど、そうなると今度は沈黙するのかな? ま

    なんで失業や貧困心配する論者が、労働分配率を気にするのか? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
    babamin
    babamin 2009/02/22
    エンゲル係数みたいなもんでしょうか。率が高いのは余裕がない証拠、っていう
  • 世界金融危機を理解する最新の基本書:岩田規久男『金融危機の経済学』 - Economics Lovers Live 2009-02-09

    今日は緊急出版の校了。校了してから岩田先生のこの新刊を一気読み。ひょっとしたら大学の方にいただいているかもしれませんが、群馬に行くのが待てなくて購入しました。 やはり岩田先生の年季の入ったわかりやすい経済解説は、当代の書き手の中でも傑出しているでしょう。書もサブプライムパニックから世界金融危機、そして今後の政策対応まで適確で明晰な解説が展開されています。いま書店にいくとあやしげな危機が多いのですが、現状では竹森俊平さんのとこの岩田先生のをまずは読むことをすすめます。順番からいうと岩田先生の方が初心者にやさしいでしょう。 さて内容を少しだけ解説します。以下断続的に書いていきます。 金融危機の経済学 作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/02/06メディア: 単行購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (24件) を見る

    世界金融危機を理解する最新の基本書:岩田規久男『金融危機の経済学』 - Economics Lovers Live 2009-02-09
  • 経済系ブログ・ミシュラン2009 - Economics Lovers Live

    例えば僕からみて「え〜こんなインチキくさいアルファブロガーの経済ぽい発言が人気なの!」と驚くことがある。そういうのをみて喜ぶ読者もかなりいる。たぶん娯楽の一種で読んでいて、知的な関心(なんらかの正しさの探求)なんかどうでもいい人も多いに違いない。世間にいうアルファブロガーと呼称されている人たちの経済問題への「考察」は読んでても時間のムダであることが大半だし、あまり読んでいるとあまりに間違いが多いのでいったい何を読まされているのかわからなくなる。幻想小説? つまり真実と嘘がごちゃごちゃになるのだ。まあ、このブログを読んでいる人たちの大半はそういう判断はしっかりしている人が多いと期待しているけど。 さてというわけで、前にも書いたが、僕が参考にしているブログを以下にご紹介する。あくまで僕の基準であり、他にもこういうすぐれたブログがあるよ、という情報あれば自薦他薦問わず教えていただければ吉。僕に批

    経済系ブログ・ミシュラン2009 - Economics Lovers Live
  • ドラエモンの失業予測(やがて完全失業率は6.5%ないし7,5%へ)

    ドラエモンのブログより。ドラエモンの努力に感謝。それにしてももうすぐ出る拙著と予想が同じなんだけど、ここまでひどいことを考えているのは僕ぐらいだと思ってたけれども、年末のテレビでは高橋洋一さんも同意見だったし、これは真剣に怖い一致。econ2009さん(現在修正中)やラスカルさんたちも同様に厳しい推測を出している。それが確認できたのは怖いことだが有益だった(ちなみに下の記述をみればわかるようにかなりこれでも甘め。最悪ケースだとたぶん8%後半)。最悪の失業時代が迫っているのだろう。いまはまだ序盤戦にしかすぎない。対してわれわれが持っているのは、効果があるか不明な銀行や企業の一部資産の買取り、渋々のゼロ金利近傍(短期のレートの歪みつき)、2兆円の定額給付金1回だけ、こまこました減税、あとは自動安定化機能(含む雇用対策)の踏ん張りだけ……あと一番頼りになるのが海外の予想以上の立ち直り(つまり神頼

    ドラエモンの失業予測(やがて完全失業率は6.5%ないし7,5%へ)
  • 「量的緩和」という用語を使った新手の日本式詐欺の予感 - Economics Lovers Live

    すでにこのエントリーで指摘しましたがhttp://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20081217#p1 その手法の中に、長期実質金利抑制を睨んだ長期国債買いオペとなればこれはもう日流の「量的緩和」という表現は妥当ではない。むしろ日銀やこの時事通信の記事のように無理解・無知なマスコミの一部の書き手によって徒な混乱を日国民に招くだけであろう。 これが格化しないことを祈りますよ(追記:ここの読売新聞の報道などその典型http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081219-00000007-yom-bus_all)。まあ、バーナンキFRBのように国民の生活のために(ドラエモンのブログで読んだけれども)落ちてくるナイフにあえて手をだしたところと、さんざん今回もそうですが事前に「身内」に情報をリークして自社?の保護を図ってきた集団とは発

    「量的緩和」という用語を使った新手の日本式詐欺の予感 - Economics Lovers Live
    babamin
    babamin 2008/12/20
    民主党への指摘は大事だと思う。日銀総裁選びを政局に利用したことで、党としての財政・金融哲学が何も無いことを自ら証明してしまった。政権交代しても経済政策の先行きは暗そう
  • リフレ政策ついに始まる 2008-12-17 - Economics Lovers Live#p1

    バーナンキFRB、戦後世界経済で(ある意味で不幸であることには違いないが、それでも長期停滞に陥る日にとっては最善のエールともいえる)はじめてのリフレ政策(ゼロ金利、FRBのバランスシートの拡張維持へのコミット、長期国債の買いオペの考慮=ほぼ実施予告など)始まる。 http://www.federalreserve.gov/newsevents/press/monetary/20081216b.htm それとこれは時事通信などがhttp://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/jij/081217/081217_mbiz011.html 報道しているような長期国債購入枠をがっちりはめた、日銀行のバランスシートの膨張を過度に忌避していた過去の日の歪んだ「量的緩和」とはまったく発想が異なるもの。 物価安定(現状ではインフレリスク事実上ゼロなのでむしろデフレ懸念が

    リフレ政策ついに始まる 2008-12-17 - Economics Lovers Live#p1
    babamin
    babamin 2008/12/17
    FRBは思い切ったなぁ。「0.3%だ」「いやいや0.25%だ」みたいなしょぼい議論で白熱してた日銀の政策決定会合が馬鹿みたいw
  • 本当に組織防衛しか考えてない日本銀行 2008-11-03 - Economics Lovers Live

    半端な利下げ、こすいぞ日銀(田村秀男) http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/m20081103005.html : 日銀は日銀券を刷り市場に流し込む。この上限を大幅に引き上げるのが量的緩和なのだが、そうするとコール市場では資金が余り、短期金利は下落を続け、究極的には金利ゼロになる。日銀はそうなると短期金融市場を操作できなくなるので嫌う。 従来の0・25%の利下げ幅を拒否したのは、もう一度利下げすればゼロになるからだ。ご丁寧なことに、銀行の日銀への当座預金に金利を付け、短期市場金利がそれ以下にならないようにした。日銀は量的緩和に歯止めをかけゼロ金利を避ける、というのが今回の利下げの真相なのである。とすれば、日銀は自身の利害を優先して危機対策という大局を見ない、狡(こす)いやり方ではないか。: 当に嫌になってくる。これほどまでに日銀とそ

    本当に組織防衛しか考えてない日本銀行 2008-11-03 - Economics Lovers Live
    babamin
    babamin 2008/11/04
    2年前の利上げが失敗だったと認めたくないので、利下げを渋る日銀。国民生活と組織のプライド。中央銀行として守るべきはどちらなのか
  • 与謝野大臣の発言を考える 2008-10-29 - Economics Lovers Live

    ちょっと昨日はお昼休みにエントリーを書いた以外は講義と群馬から東京への帰宅とその後の長時間の取材(三時間)うけてたのでヘロヘロになってバタンキューろくに経済ニュースチェックしてません。svnseedさんのところが更新してあったので、馴れ合いコメント書きますがお元気でなによりです。そこで知ったのが「政策通」*1与謝野大臣の発言でした。 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-34564720081028 いろいろ突っ込み点があるんですが、もし日銀行の独立性が「手段の独立性」を示すのであれば、コールレートの誘導目標を下げることが「効果がない」「国際協調を示す象徴的意味しかない」と政府の経済閣僚がいうことは日銀行の独立性を明白に犯します。 日銀行は付き合いでコールレートを下げるというならばほかの国もつきあいで下げているというのがこの大

    与謝野大臣の発言を考える 2008-10-29 - Economics Lovers Live
    babamin
    babamin 2008/10/29
    政府側の与謝野さんが「利下げなんて効果ないから」とか言い出す違和感。日銀総裁が言うならまだ解るが・・・・いや冗談ですw
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