南アフリカW杯でのドイツ代表が記憶に新しいが、8月20日の開幕にむけてブンデスリーガの各チームが調整のペースを上げている。今季からドイツの1部でプレーする日本人選手は3人になった。現時点で、最も注目を集め、充実したプレシーズンを送っているのはドルトムントに加わった香川真司だろう。 「アジアのロシツキー」「神童」など、地元メディアは美辞麗句を並べて21歳の新加入選手を紹介している。すでに「キッカー」誌や「ビルト」紙がインタビューを行なうなど、日本からやってきた選手としては異例の扱いだ。 '01-'02シーズンに、ブンデスリーガで優勝、UEFAカップで準優勝(このときの優勝は小野伸二のいたフェイエノールト)を果たしたのを最後に低迷していたドルトムントは、2008年にクロップ監督を迎え、若返りを図ってきた。レギュラーには香川と同じ21歳の選手が4人、22歳の選手が2人も名を連ねている。昨季は5位
![香川、内田、長谷部――。日本人ブンデスリーガーの前評判。(ミムラユウスケ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ea749d520bf769cc5e20eb3e5a4218b4ba1f3382/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2F0%2F-%2Fimg_e0f94d3defd5c1258b88c730b4744628258102.jpg)