9日に行われた日本・イタリアOB戦の終了後、この日2ゴールを記録したボボ・ヴィエリは、「良いオファーがあれば」日本のクラブに加入することも考えるかもしれないと話していた。このコメントがまずは国立競技場の記者たちに、それからすぐにインターネット上へと広がると、本当だろうか、という気持ちでまずは受け止められたが、そこに続いたのはヴィエリの年齢とコンディションに対する冷静な指摘だった。 実際のところ、ボボ自身も「まずは4、5キロ減量しないとね」と言っていたし、この日対戦したJリーグ・レジェンドプレーヤーズに対して5点か6点は取るべきだったとも付け加えていた。食事を抑えることは考えられるとしても、ゴールへのハングリーさはまだ抑えることができないようだ。 年齢を指摘すること自体はまったくの無意味だ。39歳のヴィエリは、ジーコがJリーグ開幕前に鹿島に加入した時とほぼ同じ年齢だし、いまだ活躍を続けている