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ブックマーク / scienceinjapan.org (4)

  • 捏造問題にもっと怒りを | 【帰ってきた】ガチ議論

    この数年、論文不正問題が研究者社会に大きな影を投げかけています。 これまで分子生物学会は、「若手教育シンポ」という枠組みで、若手研究者が捏造に手を染めることの無いように教育をしてきたつもりでした。しかし、そのシンポの講演者であり、また研究倫理委員会の若手教育問題ワーキンググループの委員でもあった有力研究者自身が捏造問題の渦中の人となってしまったことで、これまでの認識を改める必要に迫られています。そのため、今年の年会における「捏造問題フォーラム」は、これまでの様な「若手の問題」というスタンスではなく、より真摯に捏造問題に向き合い、どうすれば捏造を少しでも減らせるかを考える会にすることを目指しています。具体的には、最大6つのセッションを用意し、それぞれに捏造問題の関係者(ジャーナル、学会、マスコミ、研究資金供給元、ご人?、捏造発見者、?、??)を招いて、それぞれの立場で何をすることが捏造の防

    babelap
    babelap 2013/10/02
  • しんがり研究 | 【帰ってきた】ガチ議論

    JST戦略創造研究推進事業の中で、最も成功したと評価されているのは「さきがけ」であろう。先頭を切って敵に突進する勇者である「さきがけ」は、まさに若い研究者の研究助成にぴったりのネーミングである。しかし、もちろん、戦(いくさ)はさきがけ武者だけでは成り立たない。そこでERATO, CRESTが戦闘部隊の隊として存在するのであるが、実はこれだけでは大事な要素が欠けているのだ。そう、殿(しんがり)である。 殿(しんがり)とは、後退する軍の中で最後尾を担当する部隊を指す。敵の追撃を阻止し、隊の後退を掩護することが目的の部隊である。限られた戦力で敵の追撃をい止めなければならない最も危険な任務であるため、古来より、最も武芸・人格に優れた武将が務める大役とされてきた。軍隊には無くてはならない存在だ。現代の研究者社会にも、さきがけ同様、しんがりが必要ではないだろうか。 JSTさきがけは、40歳くらい

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    babelap 2013/10/02
  • 文科省お役人からの回答 | 【帰ってきた】ガチ議論

    「ガチ議論」のプレ企画として開催された「文科省科学技術改革タスクフォース戦略室メンバーとの会合」(5月7日〜8日, 東京お台場)では、「文科省お役人への質問大募集」に寄せられた質問(「文科省お役人への質問のまとめ I, II, III」参照)を実際に文科省の方にぶつけてみました。今回は、質問ごとに回答をまとめて掲載します。なお、この回答は、あくまで文科省の方々の発言の趣旨に基づき「ガチ議論」が独自に編集したものです。内容については会合参加者の皆様に確認をいただいておりますが、文科省やその他の機関などの公式見解ではない点にご留意いただけますようお願いいたします。 会合では、日の科学に関する様々な問題について、問題そのものだけでなく、それらの背景にあるものや、それを解決する方法について議論を重ねました。戦略室メンバーとの忌憚ない意見交換を通じて、いくつか意外なことに気づかされました。ひとつは

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    babelap 2013/06/13
  • 労働契約法改正は朗報か | 【帰ってきた】ガチ議論

    労働契約法改正は科学者コミュニティにどのような影響をあたえるか 2012年8月に労働契約法が改正され、2013年4月から施行された[i]。法改正で最も重要な点は、有期労働契約が5年繰り返され、通算5年を超えた場合、労働者の申し込みにより期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換できるというものである(第十八条)。これがいわゆる「5年ルール」と呼ばれるものだ。この改正をめぐって、研究現場が混乱している。ここで簡単ではあるが、現状をまとめてみたい。 なお、私は法律の知識が乏しいので、間違い等あればご指摘いただきたい。 1)法改正に対する政府の対応 現在かなりの割合の研究者が、有期労働契約で働いている。ポスト・ドクトラル・フェロー(ポスドク)は言うまでもなく、任期のついた大学教員や研究所の職に就いている者も多い。また、研究支援者(テクニシャン、研究室秘書など)も多くが有期労働契約で働いている

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    babelap 2013/04/01
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