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  • 『『ビルマの竪琴』をめぐる戦後史』馬場公彦(法政大学出版局) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 書評は、早瀬晋三著『歴史空間としての海域を歩く』または『未来と対話する歴史』(ともに法政大学出版局、2008年)に所収されています。 2005年2月、竹山道雄『ビルマの竪琴』の舞台となった降伏日軍人の収容所のあったムドンを訪ねた。ミャンマー(旧ビルマ)の首都ヤンゴン(旧ラングーン)から車で10時間ほどのところにある。限られた時間で、収容所跡を確認することはできなかったが、戦後ビルマに留まることになった主人公の水島を想像させる「謎」の日人がいたことを知った。終戦後、南の方からやってきたこの日人医師は、ムドンに住みつき、数年前に亡くなったという。4人娘のうちのふたりに会うことができたが、実の娘でさえ、なぜ父親がムドンにやってきたのか、日のどこの出身なのか、わからなかった。東南アジア各地で、いろいろな理由で現地に留まった「未帰還日兵」の話を聞くことは、それほど珍

    『『ビルマの竪琴』をめぐる戦後史』馬場公彦(法政大学出版局) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    babelap
    babelap 2012/09/02
  • 『ビルマ仏教徒 民主化蜂起の背景と弾圧の記録-軍事政権下の非暴力抵抗』守屋友江編訳(明石書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「黄金の国」「パゴダの国」とうたわれているミャンマー(ビルマ)では、パゴダ(仏塔)に入るときに下まで脱ぐのにたいして、「微笑みの国」のタイでは下をはくことが許される。具足戒(出家者が守るべきすべての戒律)を受けた正式な出家者にしか許されない緋色の衣も、ミャンマーではエンジ色がかったものが多いのにたいして、タイではオレンジ色や黄色がかったものが多い。同じ上座仏教でも、多少は違うが、国家の危機にあって、集結し街頭で祈る姿は変わらない。タイでも、2010年5月にタクシン元首相派(通称「赤シャツ隊」)のデモ隊と軍隊の衝突で多数の死傷者が出た後、僧侶が(1941年フランス領インドシナとの国境紛争に勝利したのを記念した)戦勝記念塔前で平和への祈りを捧げた。 ミャンマーの僧侶たちの祈りのデモは、1988年の国軍による武力弾圧以降、断続的におこなわれ、2007年9月には燃料費の大

    『ビルマ仏教徒 民主化蜂起の背景と弾圧の記録-軍事政権下の非暴力抵抗』守屋友江編訳(明石書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    babelap 2012/06/14
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