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ブックマーク / genesis.hatenadiary.jp (2)

  • さやわか著『僕たちのゲーム史』 - 博物士

    釧路高専で毎年発行している「図書館だより」に教員推薦図書を挙げて欲しい――との依頼がありました。話を受けたのは昨年10月のことでしたので,刊行されたばかりのさやわか(@someru)さんの『僕たちのゲーム史』(2012年9月,星海社新書)でレビューを書きました。す〜っかり忘れていたところ,4月になって掲載されました。旬を過ぎてしまいましたけれども,せっかくなので担当部分を載せておきます。 アニメ,マンガ,音楽,あるいはゲームといったポップカルチャーは,趣味として付き合うには良き友ですが,研究対象にしようとすると実にやっかいな難物です。〈面白さ〉というものは,どう解明すればよいのでしょうか? 研究アプローチには様々なものが考えられますが,先ずは歴史を紐解いてみようという試みが世に問われました。 ゲームの過去を紡いだ大著としては,赤木真澄『それは《ポン》から始まった』(2005年,アミューズメ

    さやわか著『僕たちのゲーム史』 - 博物士
    babelap
    babelap 2013/07/22
  • 吸血鬼伝承――「生ける死体」の民俗学 - 博物士

    平賀英一郎(ひらが・えいいちろう)『吸血鬼伝承――「生ける死体」の民俗学』(ISBN:4121015614,2000年)を読む。 好著の称号を献ずるに相応しいだった。その良さは,冒頭の第I章を読むだけで伝わってくる。第I章「フォークロア的前提」は簡潔にして要を得るもので,わずか20頁ほどに書の趣旨がまとめられている。 以下,後続する読者から楽しみを奪うという無粋な真似になってしまいかねないのだが,内容を紹介させてもらうことにしよう。これから読もうという予定のある方は,ここらでお引き取り願いたい。 著者の経歴は良く分からない。東欧の大学を渡り歩き,ハンガリーの大学で Ph.D を取得したことが記されているが,学術論文DBを開いても業績らしきものが出てこない。学問的系譜としては柳田民俗学に倣うものであることが序文で示されている程度である。しかし生い立ちの不明瞭さが,この著作の面白さを減じる

    吸血鬼伝承――「生ける死体」の民俗学 - 博物士
    babelap
    babelap 2009/08/26
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