さて、7つの作法の最後になります「実装する」です。最終的にはITに実装して、それを使って日々オペレーションしていくことが大事になります。前回作成した「プロセス要素表」から実装していきます。こういうと、要件定義をしてプログラム仕様書を書いてそれから実装するのでしょう、あるいはパッケージを持ってきてFitGapをやるのでしょうと言われる。 ここでは、そんなことはしません。まず対象が"意思決定プロセス"であることがあります。また、プロセス要素表を見てもらうとわかるようにプログラムできっちりと作れるような定型的なものではないということです。つまり、非定型で人間が介在するような仕組みでプロセス要素表にある各要素が仕込めるプラットフォームがあればそこに"設定"すればよいのです。 プラットフォームは基本的にデータ管理とプロセス管理そしてコミュニケーションができるものであればいいのです。そういったものにB