はじめに MSYS2のpacmanで入るRubyのバージョンは2.2.3なので、2.2系最新の2.2.4をビルドすることにした。 2.2.3のPKGBUILDを参考にしたら思いの外ハマったのでメモを残す。 makepkg-mingw用のファイル群 PKGBUILD makeのままだとldがエラー吐いてコケることとなったので、mingw32-makeまたはmingw64-makeを利用するようにした。 mingw32だとかmingw64といった値が変数に定義されていないか/etc/makepkg_mingw32.confの中身を探してみたがなかったので、やむを得ずprepare()内で判定を行わせているところがダサい。 パッチはmingw-w64-rubyのパッチをそのまま利用するのと、ruby-listへの投稿と同じ問題が発生したのでメールに添付されたパッチを拝借して0004-fake-s
よく分からないけど、msys2でgccが入ってても、RubyInstaller for WindowsでRubyを入れた時は、mingw用にも入れとかないといけないっぽい。 こんなエラーが出ていた。 $ gem install jekyll creating Makefile make "DESTDIR=" clean make "DESTDIR=" generating parser_ext-x64-mingw32.def /C/tools/ruby21/bin/ruby: not found make: *** [parser_ext-x64-mingw32.def] Error 127 make failed, exit code 2 なんか調べてみるとmakeは入ってるけど、cmakeはインストールしてなかった。 $ pacman -Ss 'make' mingw64/mingw-
【はじめに】 MSYS2ではzshパッケージが提供されているので簡単にzsh環境を構築できます。 → [MSYS2でWindowsにzsh環境を導入する] しかし、残念ながらMSYS2で提供されているzshはバグがあって履歴ファイルを扱うことが出来ません。 調べてみるとヒストリファイルのロック部に問題があるようで、本家でも問題が指摘されております。 zshで履歴ファイルが使えないのは個人的に「ありえない」ので対策を行いたいとおもいます。 【原因解明&対策方針】 zshのソースコードを追ってみると、履歴ファイルのロック部はhist.cファイル内に記述さているlockhistfile()関数で行っています。 この関数をみてみると履歴ファイルのロックファイルを作成する方法として、symlink()関数を使っているようで、これが要因となってロックファイルの作成に失敗しているようです - 結果として
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く