国が地域ブランドを守るために設けたGI(地理的表示保護制度)に登録された名産品『大野あさり』は、大粒で味が濃いのが特徴です。ほとんどが殻長35mm以上で、45mmを越えるサイズも珍しくありません。 あさりが最も美味しくなる旬のピークは5月ごろですが、あさりは春から秋にかけて収穫できるため、長く楽しむことが出来ます。 大野あさりの漁場 大野あさりを育てているのは、自然の栄養が豊富な「大野瀬戸」。大野瀬戸は、広島県廿日市市の本土側とその対岸にある宮島(厳島)の間の水路です。 大野瀬戸には、宮島の弥山からの渓流と、永慶寺川からの水が流れ込んでいます。 宮島の山は保安林であるため木を切ることが出来ません。そんな手付かずの自然が残る原始林から流れ出る水が「大野瀬戸」に流れ込み、植物プランクトンやミネラルを豊富に含んだ海を作っています。 大野あさりは、栄養豊富な水が混ざり合う、最高の漁場で育まれていま