トヨタ自動車は2021年1月、自動運転関連の技術を開発している子会社「トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(TRI-AD)」を持ち株会社にして社名変更し、「ウーブン・プラネット・ホールディングス(HD)」にする。 その傘下にソフトウエア開発やスマートシティー戦略を推進する事業会社2社を置く。 豊田章男社長は持ち株会社に「かなりの額」の私財を投入し、資本家として経営に関与する。 トヨタに入社した豊田氏の長男、大輔氏も現在、TRI-ADに創業メンバーとして出向中で、シニアバイスプレジデントの地位にある。 豊田家嫡流は「一代一業」と言われてきた。 トヨタグループの始祖、豊田佐吉は自動織機で財を成し、その資金で長男の喜一郎氏が自動車産業を興した。 さらにその長男である章一郎氏が住宅産業に進出した。 章一郎氏の跡取りである章男氏は、トヨタをソフトウエアビジネスに基軸を
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