投資 ウォーレン・バフェット、チャーリー・マンガーのファクトとの付き合い方:ハワード・マークス 2025年3月21日 金利低下は資産を保有している人たちにとってすばらしいことだ。 資産の価値とは将来キャッシュフローの割引現在価値であり、金利が低下すれば将来キャッシュフローを割り引く割引率が低下し、価値が上昇するからだ。 金利低下はまた借り手にとっても素晴らしい。 資本コストが低下するからだ。 マークス氏がMoney Maze Podcastで、金利低下が投資にとってどれほど大きな恩恵を与えてきたか説明した。 いわゆるボルカー・ショック以降、およそ40年にわたって米金利は趨勢的に低下してきた。 これが米国における投資にとって大きな助けになったとの指摘だ。 しかも、その恩恵はバランスシートの両側(資産と負債)で恩恵を与えてくれた。 ならば、借金して資産を買う人たちにとっては、二重の幸福となる。
