削って3年当時の木型。製作経験数は40例くらいです。つまり、削る・靴にする・検証する・改善するを40回繰り返したことになります。 2010年当時と比べると、親指側のムダなスペースをそぎ落とされており、結果としてノーズを短くしても、それほどモサくはならないようにまとめることができました。 土踏まずは、横アーチはあまり変えずに縦アーチを深くしています。 靴にした結果が、こちらですね。 短期間でラストメイキングを上達させる法当時、私は携わった年数・削っている時間については完全に周りの職人さんと大きな差がついていました。でも、経験については引けをとらなかったのだと思います。 そう、時間=経験ではありません。 ここで大事なのは、惰性で削らないこと。一回削るごとに必ず何らかの検証と改善をいれること。(それが結果的に改悪になったとしても) たとえ経験が10年あっても、削る・靴にする・検証する・改善する、
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