平野浩二(ひらの・こうじ) ミルディス小児科耳鼻科院長・亀戸小児科耳鼻科理事長。東北大学医学部卒業。聴覚障害者の手話による診療を長年行い、その延長で聴覚情報処理障害(APD)に出合う。APDのサイトを立ち上げ、その啓発に努めるとともに、年間200人ほどのAPD患者を診察する。著書に『聞こえているのに聞き取れないAPD【聴覚情報処理障害】がラクになる本』(あさ出版)がある。 ▼ミルディス小児科耳鼻科(公式サイト) ▼聴覚情報処理障害(APD)のサイト(APD文献) 耳で音は聞こえているのに、言葉として認識できない 「聴力に異常はないのに、人が話している言葉が聞き取れない」 そんな障害があるのをご存じですか。耳で「音を聞く」ことはできるが、その情報を脳でうまく処理できず、「(言葉として)聞き取れない」もので「聴覚情報処理障害(APD)」といいます。 これまでほとんど知られていませんでしたが、実
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