ここ1週間ほど株式市場は決して良い地合いではありませんでした。メガバンクをはじめ日本を代表する企業が相次いで増資や起債を行いマーケットから資金を吸い上げています。しかも7月に入ってからの株価下落で増資をした企業の公募価格を現在の株価が下回っていて、個人投資家は含み損を抱えてる状況でした。7月13日にはマザーズ指数が9.83%も暴落していました。 そのような環境のなか、クックパッドは公開価格9500円の2倍以上となる1万9100円まで気配を切り上げて初日の取引を終えました。いろんな人から「レシピサイトだけで成長を続けられるのか?」との声を良く聞きますが、投資家がIPO銘柄に飢えていたのは間違いないですね。 この人気ぶりをうけて昨年から弱気になっていたベンチャー経営者やVCのマインドが好転してほしいものです。最近では「IPOは準備にかかるコストと上場時の調達金額を比較すると割にあわない