北海道では昔から焼き肉の定番として人気のあるジンギスカン。 中でも柔らかくて香ばしいラム肉(子羊)のものは、脂身が少なく赤身のじゅわっとした癖のない味でとても人気があります。 イギリスの王室料理やフランスの高級料理界では、子羊の肉は「最高の食材」とされているそうです。 牛肉よりも価格が高いほどで世界中で価値が認められており、栄養価の面でも他の肉にはない魅力をいっぱい持った理想的な栄養食ということが分かってきました。 特に近年、脂肪が少なく高タンパクということで、ダイエットや健康面にも向いていると注目を集めています。 羊の肉では大きく2種類に分けられます。 「ラム肉」は生後1年未満の羊の肉とされ、「マトン肉」はだいたい2歳以上の成羊の肉を言います。 昔はマトンが主に食べられていましたが、冷凍肉は鮮度が悪いと臭いがきつく敬遠されることもありました。 それも冷凍技術がまだ未熟な時代の話で、今では