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ブックマーク / www.eps1.comlink.ne.jp/~mayus (6)

  • ごはんを食べると糖尿病になる

    奇妙な論文「米飯をべると糖尿病になる」 1960年ごろに比べると、過去50年間に、糖尿病が40倍に増えた。平成19(2007)年の国民健康・栄養調査によれば、1997年から2007年の10年間に、糖尿病者が1,370万人から2,210万人へと1.6倍(実数で840万人)も増えたという話である。 そんな中、2010年、「米飯(ごはん)をべると糖尿病になる」という論文*が日人研究者(国立国際医療研究センターと国立がん研究センターの共同研究)によって発表され、米民族たる日人は唖然とした。 *Nanri A, Mizoue T, Noda M, Takahashi Y, Kato M, Inoue M, Tsugane S; Japan Public Health Center-based Prospective Study Group. Rice intake and type 2 d

    ごはんを食べると糖尿病になる
  • 糖質の制限は危険ですその1

    糖質(炭水化物)の制限は絶と同じ 最近、炭水化物を摂らないと、糖尿病がよくなるとかダイエット効果が大きいなどと主張する人がいます。このような主張に同調者が多いのは「炭水化物(ごはん、パン、うどん、そば、いも)をべなければ何をべても構わない、アルコール(蒸留酒)も飲み放題」ということにあります。だれでも簡単に挑戦できますが、超人以外は長続きしません。身体が危険を察知して炭水化物を要求するからです。 ある講演会で「炭水化物制限は危険だ」という話をしたところ、2週間で体重が10キロ減ったという医師が「嘘だと思うならやってみろ」と色をなして反論しました。私は「嘘だとは思いません。炭水化物を摂らないということは絶と同じですから、体重が減るのは当然です」と応えました。炭水化物を摂らなければ、蛋白質や脂肪をたくさん摂っても体重が減るのです。 まだ、20年、30年と続けた人がいないので、炭水化物

    糖質の制限は危険ですその1
  • 生活習慣病を予防する食生活

    「健康で長生き」は誰しも望むところですが、この世はとかく不条理です。最近、タバコは今まで吸ったことはない、必ず禁煙車に乗る、家人・客の室内喫煙は固くご遠慮願うという40代の女性が肺がんで亡くなりました。タバコが肺がんに関係があることは間違いありませんが、世人はタバコに罪を負わせ過ぎています。もっと重要なものがあります。それは日常茶飯(毎日の事)です。あなたが毎日べているものがあなたががんで死ぬかどうかを決めるのです。わたくし達は酸素を吸って生きている生物です。酸素を利用するかぎり、がんは「避けられない病気」なのです。からだの中にがんができても、がんが命取りにならなければいいわけです。がんを抱えながらも80-90歳まで生きれば不条理とはいえません。そんなことができるかって? できるのです。がんは「避けられない病気」であると同時に「予防可能な病気」でもあります。 糖尿病・最新版 (随時更新

  • 炭水化物とアルコール

    炭水化物とアルコール 炭水化物の重要性をさらに理解していただくために、炭水化物とアルコールの関係を述べておきます。ご存知のように、私たちが飲用するアルコール(エチルアルコールまたはエタノール)は穀物や果物などの炭水化物を微生物(酵母)の力を借りてアルコール発酵させたものです。すなわち、アルコールは炭水化物からつくられます。ここからアルコールに関する大きな誤解が生まれてしまいました。それは、アルコールは炭水化物と同等のエネルギー源であるという誤解です。困ったことに今でも「日酒を飲むときはご飯(炭水化物)を減らしなさい」などとおっしゃる方がいます。 アルコールは炭水化物ではありません。体内に吸収されたアルコールのほとんどは代謝されて酢酸になります(最終的には炭酸ガスと水に分解されます)。脂肪酸はメチル基(CH3-)が鎖状につながった有機酸(CH3CH2…CH2COOH)です。炭素の鎖が数によ

    炭水化物とアルコール
    baboocon19820419
    baboocon19820419 2016/11/11
    "アルコールは炭水化物からつくられます。ここからアルコールに関する大きな誤解が生まれてしまいました。それは、アルコールは炭水化物と同等のエネルギー源であるという誤解です"
  • 生活習慣病を予防する食生活

    「健康で長生き」は誰しも望むところですが、この世はとかく不条理です。最近、タバコは今まで吸ったことはない、必ず禁煙車に乗る、家人・客の室内喫煙は固くご遠慮願うという40代の女性が肺がんで亡くなりました。タバコが肺がんに関係があることは間違いありませんが、世人はタバコに罪を負わせ過ぎています。もっと重要なものがあります。それは日常茶飯(毎日の事)です。あなたが毎日べているものがあなたががんで死ぬかどうかを決めるのです。わたくし達は酸素を吸って生きている生物です。酸素を利用するかぎり、がんは「避けられない病気」なのです。からだの中にがんができても、がんが命取りにならなければいいわけです。がんを抱えながらも80-90歳まで生きれば不条理とはいえません。そんなことができるかって? できるのです。がんは「避けられない病気」であると同時に「予防可能な病気」でもあります。 糖尿病・最新版 (随時更新

  • 低糖質ダイエット

    炭水化物の少ない事によってインスリンの働きが悪くなる 『ターザン(Tarzan)』(No.612, 11/10 2012) に「糖質制限が体型と常識を変える」として「正しい糖質制限ダイエット」が特集されていました。「糖質制限バッシングに提唱者が理論的に答えます!」と高雄病院理事長の江部康二先生と東海大学の大櫛陽一先生が登場しておられます。 『ターザン』は健康志向の強い男性に人気の高い雑誌ですから、読者がお二方の主張を信じて糖質制限を実行するかも知れません。危険です。以下にその誤りを指摘しましょう。 炭水化物を摂ると血糖値が上がってインスリンが分泌されることは間違いのない事実です。しかし困ったことに、一般の人だけでなく糖尿病の専門家という人たちも、炭水化物の多い事によってインスリンの必要量(=分泌量)が増えると思っています。真実は正反対です。炭水化物が多く蛋白質と脂肪が少ない穀物中心の

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