アップルが発売した新しい「MacBook Pro」は、心臓部のプロセッサーからデザインまで、久々のフルモデルチェンジで「プロ向けのMac」を目指したものだ。 とりわけ、Proに合わせて作られた独自半導体「M1 Pro」と「M1 Max」の性能に業界の注目が集まっている。先行して2020年に登場したM1チップの性能が非常に高かったためだ。 新MacBook Proは14インチと16インチの2サイズがあり、採用するプロセッサーには「M1 Pro」と「M1 Max」があるだけでなく、GPUコア数などで細かいバリエーションがある。 今回の評価機は、コンパクトな14インチモデルのうち、カスタマイズなしで販売される上位モデルに当たるもの(詳しいスペックは後述、価格は29万9800円)だ。 このモデルの価値を、筆者が日常的に使っているMacBook Pro 13インチモデル(M1搭載)と比較しつつ、解説