四回、ゴンサレスのパンチを顔面に受け、よろめく長谷川(左)=神戸・ワールド記念ホールで2011年4月8日、幾島健太郎撮影 世界ボクシング評議会(WBC)のトリプルタイトルマッチ各12回戦が8日、神戸市のワールド記念ホールで行われた。フェザー級王者、長谷川穂積(30)=真正=は同級1位、ジョニー・ゴンサレス(29)=メキシコ=に四回58秒、TKO負けし、初防衛に失敗。WBCバンタム級王座10回防衛と合わせ、国内歴代単独2位の世界王座通算11回防衛はならなかった。ゴンサレスは世界ボクシング機構(WBO=日本非公認)バンタム級に続く世界2階級制覇。トリプル戦は当初、東京・両国国技館で行う予定だったが、東日本大震災の発生により、観客や選手の安全面を考慮し、変更された。