「戦争法阻止 全国2000万署名へ」と封書 県立高の元教諭、卒業生300人の住所録をコピー 学校は謝罪 千葉県立成田北高校(成田市)の元教諭の男性が3月、在職中にコピーした生徒の住所録を使い、同校の卒業生計約300人に「戦争反対、安保法制反対」に賛同の署名を求める内容の封書を郵送していたことが18日、同校などへの取材で分かった。同校は一部の保護者から連絡を受け、本人に事実を確認。個人情報の管理に問題があったとして、連絡があった保護者らに謝罪した。 同校によると、元教諭は平成27年3月に定年退職。封書は、「戦争法(安保関連法)を阻止するため、全国2000万人統一署名への協力依頼をお話ししたい」などと記されており、賛同する場合は同封の用紙に署名するよう求める内容。自身の名前や連絡先なども記載されており、26、27年度の卒業生らの住所に3月下旬に郵送されていた。
![「戦争法阻止 全国2000万署名へ」と封書 県立高の元教諭、卒業生300人の住所録をコピー 学校は謝罪(1/2ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7040cf450991a6a9d1df965c0af976d4c7dc6d26/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fcommon%2Fimages%2Fogp_affairs.jpg)