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2010年5月5日のブックマーク (3件)

  • 「のび太」という生き方

    「ドラえもん」はマンガ世紀の最高傑作と言われ、海外でも人気の高い不朽の名作である。このマンガの主人公でダメなやつの代名詞にもなっているのび太について多くの読者は、成績が悪く、運動もまるで駄目、先生や母親に叱られることは日常茶飯事、友だちからはいじめられてばかり、しかし、ドラえもんのひみつ道具が彼に夢を運んでくる…と思っているかもしれない。だが、「のび太という男の子は、じつは想像以上に人生を上手に歩んでいる」と著者は言っている。僕も書に出会うまで、「ドラえもん」について、小学生向けのマンガとしか思っていなかったし、無理に回を重ねている感があった。しかし、実は大部分のひみつ道具に、常に何らかのメッセージがあり、それらを総括して言うと、何が起ころうと自らの力で解決することが最も良い対処法であるということだ。書を読んで作者の子供たちへのメッセージが「ドラえもん」の底流にあることを知り、目から鱗

  • シンガポールまとめ - 西尾泰和のはてなダイアリー

    シンガポールは東京都区部とおおまかにいって同程度の面積。 所得税の上限が20%、地方税は存在しない。所得が1000万くらいの人の実効税率は10%未満。 法人税の上限は18%。交際費の上限はなし。従業員の家族の学費なんかも福利厚生の一環として経費で落とせる。 相続税がない(これはあった方がいいんじゃないかと思うが…) 贈与税、株式譲渡益に対する課税がない。配当や利息に対する課税もない。 「起業家ビザ」が存在する。ビジネスは国土の狭いシンガポールでもたくさん持つことができる資源なので積極的にかき集めようとしている。 土地の私有が認められていないので、国家による都市計画がとても楽。あたまいい。地下の開発の時に日みたいにぐねぐね曲げる必要がないから「新しいレイヤー」に0から都市を設計できる。素晴らしい。何百年かしたらSFみたいな超効率的地下都市が完成するに違いない。地震も少ないし。 「ポイ捨てす

    シンガポールまとめ - 西尾泰和のはてなダイアリー
  • 急増する投機的な為替取引 キャリートレードに再び警鐘 JBpress(日本ビジネスプレス)

    そのため、政策立案者は今、キャリートレードの絶対的な規模だけでなく、急激な反転が起きた場合に、それが金融システム全体とは言わないまでも、金融市場の投資家にどの程度の損害を与えるのかという問題も見極めようとしている。 「残念ながら、今の世界を見ると、前回の危機を招いた不均衡の多くは今も存在する」と、ある西側の中央銀行高官は言う。「つまり、より大きな混乱を招く真のリスクが今も存在するということだ。キャリートレードの問題はその一部だ」 円キャリーが物語る相場への影響 明らかに近年の歴史は、キャリートレードに不快な驚きを生み出す力があることを示している。例えば日円。1990年代には、日不動産バブルの崩壊を受けて、日銀が他の先進国を大幅に下回る水準まで金利を引き下げた。1990年代半ばになると、日米の中期金利の差が4%まで広がっていた。 欧米のヘッジファンドや日の国内投資家はこうした金利差を