ヤフーは14日、生前に死後の準備を進める「終活」を支援するインターネット上のサービス「Yahoo!エンディング」を始めた。 事前に登録しておけば、ヤフーが利用者の死亡を確認すると自動的に有料サービスを停止し、個人データを削除する。 自分が死亡した時には、事前に用意したお別れのメッセージを、メールアドレスを登録しておいた知人ら最大200人に自動的にメールで送る。伝言の保管料は月180円(税抜き)。 ネット上で葬式の見積もりなどもできる。 これまでは、利用者が亡くなった時には、遺族がネットサービスの停止をヤフーに求めても、なりすましかどうかの確認が難しかった。ヤフーは、自治体が発行する「火葬許可証」を葬儀会社から取り寄せ、死亡を確認する。遺族は、葬儀会社に連絡をする以外に手続きの必要はない。