【八雲】渡島管内八雲町の国道でトラックとバスが正面衝突し、バスの乗客ら5人が死亡した事故で、死亡したトラックの男性運転手が勤務する養豚会社が事故発生の18日、運行前にドライバーの体調異変を把握できる体制ではなかったことが28日分かった。運行前の体調チェックは紙の記録簿への記入だけだった上、健康状態を確認する運行管理責任者は平日しかおらず、男性運転手が申し出ていた体調不良を把握できていなかった。 【動画】トラックとバス衝突 5人死亡 トラックを所有する日本ハムグループの養豚会社「日本クリーンファーム」(青森県おいらせ町)の吉原洋明社長が28日、同社道南事業所(八雲町)で報道陣の取材に明らかにした。