大津市の琵琶湖大橋付近で3日、湖底から2人の遺体が相次いで見つかった。大津北署によると、いずれも目立った外傷はなく、1人は腐敗が進み、時間がたっているとみられる。同署が身元の確認などを進めている。 同日午前4時50分頃、大津市今堅田沖約300メートルの琵琶湖大橋近くの琵琶湖の湖底(水深約5メートル)に男性の遺体が沈んでいるのを、行方不明者の捜索をしていた大津市消防局の潜水士が発見。約20分後、近くの湖底で別の男性遺体1体も見つけた。
「こんなブラック企業は潰れたほうがいい」「ここまで信頼が地に堕ちたら解体的出直ししかない」「プレッシャーをかけていた親会社のトヨタにも責任があるのでは」――。 【画像】ダイハツの人気車を見る(16枚) 国内軽自動車新車販売シェアNo.1を17年連続獲得しているダイハツがボロカスに叩かれている。車両の安全性を確認する認証試験での不正が発覚したことに加えて、それが古くは1989年から続いていたことまで分かったからだ。 既に報道されているように今回の不正は、試験データの捏造や改ざん、車両や実験装置の不正な加工や調整、さらには排ガスの認証手続きで、試験直前にガスの浄化装置の触媒を新品に差し替えるなどで、ヘタをすれば認証取り消しの恐れもある。 ということで、生産している全車種が出荷停止。ダイハツ車を納車予定だった人々が大きな迷惑をこうむるという事態にまで発展している。 これを受けて、「あり得ない」と
ジャニーズ事務所元社長による性加害問題をめぐり、経団連の十倉会長は、これまで、この問題と真正面から向き合ってこなかったことをマスコミや企業をはじめ、社会全体で反省すべきだと厳しく指摘しました。 経団連・十倉雅和会長 「これはマスメディアも企業も含めてですが、そういうことに真正面から向き合っていかなかったということ、これも社会全体で反省する必要があると思います」 十倉会長は、このように述べ、性加害問題についてマスコミや企業などの対応を厳しく指摘しました。 しかし同時に新しく設立するエージェント会社については、社外取締役を導入したり、専門家の知恵を借りるなどし、再発防止のためのガバナンス体制を整えるべきだと指摘しました。
メジャー1年目の藤浪晋太郎が、オリオールズのア・リーグ東地区優勝に貢献する活躍を見せた。10月7日から始まる地区シリーズではレンジャーズとの対戦に臨む。 藤浪が7月にアスレチックスからトレードで移籍して2カ月。チームメイトからは、29歳の右腕が人気者になっているという声も聞かれる。その真相を確かめるべく、同僚や球団関係者、そして本人に現地で話を聞いた。新天地で躍動する藤浪の姿とは──。(取材・文:杉浦大介/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 「オラ、カノー、コモエスタ!」(=スペイン語で「こんにちは、カノ。元気ですか?」) 藤浪晋太郎がオリオールズに移籍してしばらくたった頃、リリーフ投手のヤニエル・カノは突然、スペイン語で挨拶されたという。前日、藤浪に日本語を習ったお返しにスペイン語の挨拶を教えたばかり。そのフレーズをすぐに使ってきたのを聞いて、驚いたのだとか。 「フジはこれま
ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏(2019年死去)の性加害問題をめぐり、大みそかの第74回NHK紅白歌合戦に出場するジャニーズ事務所の所属アーティストが例年の5~6組から半減する見込みであることが21日、分かった。東山紀之新社長(56)が10月2日に会見し、社名を変更して再出発を図るが、今後の動向次第では、同事務所から出場辞退を申し出る可能性も浮上している。 【図解で詳しく】ジャニーズ事務所の株主構成 * * * * 関係者によると、NHKは、ジャニー氏の性加害問題や、同事務所の会見なども含めた一連の対応、また多くの企業がCM起用を見送るなど世論の動向を受け、同事務所タレントの紅白歌合戦出場について再考。例年に比べ、出場者が半減することが濃厚となっている。 今月7日に東山や藤島ジュリー景子氏(57)らが会見を開いた後、NHKは「多くの未成年者が被害に遭う中で、メディアとしての
8月1日午後2時15分ごろ、福井県福井市浜住町の海岸で、海水浴をしていた富山県富山市の男性会社員(26)がイルカに手や足をかまれ、けがを負った。福井海上保安署によると、福井市内でイルカにによる人身被害が確認されたのは今年初めて。同署はイルカを見つけても、近づいたり、刺激したりしないよう呼びかけている。 同署によると、男性は近づいてきたイルカをなでるなどした後、海から上がろうとした際にかまれ、左足のくるぶし付近を10針縫うなどのけがを負った。 被害の情報を受け、現場近くの鷹巣海水浴場では一時、海水浴客にできるだけ海に入らないよう注意を促した。同署によると、福井市長橋町の漁港で7月30日にイルカの目撃情報があった。 7月中旬までイルカによる人身被害が相次いだ福井県美浜町の水晶浜海水浴場は安全対策を徹底して海水浴客を受け入れており、福井県警敦賀署によると、同海水浴場でイルカによるけが人は7月17
【八雲】渡島管内八雲町の国道でトラックとバスが正面衝突し、バスの乗客ら5人が死亡した事故で、死亡したトラックの男性運転手が勤務する養豚会社が事故発生の18日、運行前にドライバーの体調異変を把握できる体制ではなかったことが28日分かった。運行前の体調チェックは紙の記録簿への記入だけだった上、健康状態を確認する運行管理責任者は平日しかおらず、男性運転手が申し出ていた体調不良を把握できていなかった。 【動画】トラックとバス衝突 5人死亡 トラックを所有する日本ハムグループの養豚会社「日本クリーンファーム」(青森県おいらせ町)の吉原洋明社長が28日、同社道南事業所(八雲町)で報道陣の取材に明らかにした。
これまでの経過を見守ってきたが、女性向けの牛丼屋というコンセプトでできた店だっただけに、ターゲットとなっている都会の働く女性たちと、子連れという新たなターゲットの間に、やはり齟齬があるのだろうと思う。私自身子持ちではあるが、スープストックを選ぶときは、静かであることを割と評価することが多いので、両方の気持ちがわかる。 スウェーデンなどの子育てしやすい場所は、意外なくらいに子連れと子なしのエリアが分離されている。とくにレストランはよい席は子なしの人たちに、そして子持ちは思う存分騒いでもいい場所へと分離されていて、お互いにストレスがかからないようになっている。しかしこの方式も、駅地下の小さな店舗が多いスープストックには難しいだろう。 提供される離乳食の時期が、3か月と短いのが気になる。健康志向のキッズメニューも複数提示して充実させるなど、どちらの顧客も逃さないような戦略が必要かもしれない。
アーティストのカーラ・オルティスさん。女神のような女性の絵(右)をまねた多くの画像がネット上で見つかったという=2023年3月20日、サンフランシスコ、五十嵐大介撮影 対話型AI(人工知能)「ChatGPT(チャットGPT)」など生成AIの開発と利用が急速に進むなか、AIの訓練に使われるデータの著作権をめぐり、アーティストらが提訴に乗り出した。判決次第では、企業のAI開発や、音楽など他の創作活動に関わるデータの扱いにも影響する可能性がある。 【写真】生成AIでアーティストが失業するのは「まだ始まり」。シカゴ大教授がみる生成AIの課題とは? 文章や画像を作り出す生成AIの普及で著作権が問題になるのは、最新AIを訓練するにあたり、すでにネット上にある画像や文章など膨大なデータを集める必要があるためだ。 米サンフランシスコに住むアーティスト、カーラ・オルティスさんは1月、仲間のアーティスト2人と
東京・目黒区の路上で自転車に乗っていた男性が前方に停まったタクシーの開いたドアに接触、転倒し、その直後、後続のバスにひかれて死亡しました。 17日、午後6時55分ごろ、目黒区下目黒の「目黒通り」で29歳の男性が運転するタクシーが東から西に向かって走行中、乗客を乗せるため路肩に一時停止しました。男性運転手が乗客の荷物を積み込むためにタクシーの外に出ようと運転席のドアを開けたところ、後ろから自転車で来た63歳の会社員がドアに接触し、転倒しました。 会社員はその直後、右隣の車線を走ってきた路線バスにひかれ、病院に運ばれましたが死亡しました。 会社員はヘルメットを被っていませんでした。 タクシーを運転していた男性は「後方確認を怠った」と話しているということで、警視庁は事故の原因を調べています。 現場は片側2車線の道路で道幅は狭くなく、事故が起きた夕方の時間帯は交通量が多いということです。
左が中国史上最も多い11人の君主に仕えた男・馮道(ふうどう)、真ん中は11人目の君主、後周の世宗(柴栄)、右が帝位に即いてすぐ馮道を指名抜擢した後唐の明宗(めいそう) 忠臣は二君に仕えず――中国の「史記」に出てくる言葉で、「忠誠心のある臣下は、いったん主君を定めたのちは、他の人に仕えることはない」という意味である。 【画像】虐殺を重ねた者、権力に執着した者――「闇落ち」した12人の中国の偉人たち しかし、その中国には「二君」どころか「十一君」に仕えた変節漢がいる。その名は馮道(ふうどう)。唐の末期、西暦882年に生まれ、「五代十国」と呼ばれる乱世の時代に、11人の君主のあいだを渡り歩いた、悪名高い文官・宰相である。 中国史の第一人者・岡本隆司さんの新刊『悪党たちの中華帝国』では、この馮道の生涯をくわしくたどり直し、なぜ彼がこれほど多くの君主に重用されたのか、その巧みな処世術を解き明かすとと
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が日本テレビを逆暴露した。25日に公式サイトで、日テレの「24時間テレビ」で、旧統一教会の信者が番組運営にかわっていたと明かした。 【写真】統一教会が北朝鮮で経営する「しゃぶしゃぶ店」 旧統一教会は21日に報道機関が旧統一教会と密接にかかわってきたとして、逆暴露を予告していたが、「異常な過熱報道に対する注意喚起(2)」と題し、第1弾として、日テレを名指しで取り上げた。 「現在、民放の雄と言われる日本テレビが、同社ネットワークの総力を挙げて毎年取り組んでいる『24時間テレビ』ですが、当法人の女性信徒がボランティアスタッフとして7年間にもわたって関わり、番組ボランティアをまとめる中心的な立場で活躍していたことが分かりました」 2014年に放送された番組テロップに「七尾市/世界基督教統一神霊協会能登教会」と紹介された画像を添付した。 「この調査結果からも分かると
中国やアメリカで「日本風」のアニメやゲームの製作が本格化している。中国のコンテンツビジネスに詳しい峰岸宏行さんは「日本の人気作を輸入すると権利関係が複雑で面倒なため、自作する動きが広がっている。この状態を放置すると日本のサブカルチャー人気にも影響が出る」という――。 【写真】ビリビリ(bilibili)のウェブページ ■2023年から英語版コンテンツを無料配信する集英社 『ONE PIECE』『鬼滅の刃』などの人気作を展開する集英社が、同社の漫画アプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で掲載されるオリジナル作品について、2023年連載分より、従来の日本語だけでなく、同時に全て英訳して全世界に無料配信すると発表した。 これまでは日本の漫画が海外言語に翻訳され、海外の消費者に届くまでにはタイムラグがあったが、それをなくし、世界中の漫画ファンにコンテンツを「よーいドン」の状態で楽しんでもらう素地を作る
日本テレビの菅谷大介アナウンサー(50)が、今年1月「すい臓がん」と診断され、手術していたことを公表しました。診断からおよそ7カ月。病名を告げられた時の心境やこれまでの治療、「すい臓がん」という病気を経験した今の思いを聞きました。 【画像】「今後がんを経験する人のための情報発信をしたい」と語る菅谷アナ ■「箱根駅伝」直前の人間ドックで異常 今年1月11日に「すい臓がん」の告知――病気についてどのように分かったのですか。 昨年11月に受けた人間ドックの結果が悪く、「膵管(すいかん)拡張」があると。「膵管拡張」という言葉はこの時に初めて聞き、「何なんだろう」と思いました。 ただ、時期は12月。担当する箱根駅伝の準備もあったので、駅伝後の1月4日に検査をすることになりました。その時、「明日また、再検査しましょう」と言われて、結果的に、1月11日にすい臓がんという診断をされました。 ――それまでな
経済学者で慶応大名誉教授の竹中平蔵氏(71)と、「2ちゃんねる」開設者で実業家の西村博之(ひろゆき)氏(45)の“コラボ”が話題を呼んでいる。YouTube討論番組「Re:Hack」での“激論”共演だけでなく、税制・社会保障・医療などをテーマに日本の未来を考え合った対談本「ひろゆきと考える 竹中平蔵はなぜ嫌われるのか?」(集英社)が刊行。そんな竹中氏は政治家の経験を持っている。独自視点の政治論を語り、日本社会に“カツ”を入れた。(取材・文=吉原知也) 【動画】ひろゆき&竹中平蔵“ケンカ”討論の実際の映像 竹中氏は過去に、2001年から小泉純一郎内閣で経済財政担当大臣や郵政民営化担当大臣などを歴任。04年夏に行われた参院選では比例代表で当選し、参院議員を務めた経験がある。政治家の本質をどう見るのか。 「政治家はワーッと激しく自分の意見を主張することもありますが、実際に話してみるとそうでもなく
競馬で6400万円を当てたお笑い芸人が納税額が高すぎるとして、不服を申し立てていたことが分かりました。本人を独自取材しました。 ■6400万円的中も“巨額課税” インスタントジョンソン・じゃいさん(50):「この馬とこの馬、どっちが強いんだとか。レースまでのドラマとか、本当にありまして。毎年、オリンピックが見られる感覚ですね。しかも、予選からずっと」 競馬への愛を語るのは、競馬ファン歴30年、お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃいさん(50)です。 じゃいさんは先日、自身のユーチューブチャンネルで、競馬の過去5年分の払い戻しに対して、税務署から追徴課税を受けたことを告白。その額の大きさが、話題となっているのです。 じゃいさん:「数千万円です。年収以上、何なら年収の倍以上っていう感じです。妻から借りたのと、僕が持ってるお金と、両親から老後のためにためたお金を借りまして。正直、うちの両
《例えば荒木経惟のいない写真史、園子温のいない映画史は成立するのだろうか。広河隆一の名を欠いた報道写真史はどうだろう》 東京新聞5月9日夕刊号に掲載された匿名コラムの一節が、物議を醸している。 「ここに名前のあがった3人は、いずれも『性加害』を告発された著名人。この一文について、被害に遭った人たちへの配慮がなさすぎる、という批判が上がっているのです」(全国紙記者) 写真家の荒木経惟氏といえば、2018年にモデルのKaoriが「人前でヌードを強要された」と告発。Kaoriはかつて「荒木のミューズ」と呼ばれていただけに、この告発は大きな話題を呼んだ。 この告発に共感を寄せたのが、モデル・女優の水原希子。Instagram上で、自身も20人ほどの男性がいる前で、手で胸を隠す撮影を強要されたと語った。 フォトジャーナリズム誌『DAYS JAPAN』の元編集長・広河隆一氏は、編集部の女性スタッフらに
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