UMLのクラス図に登場する「関連クラス」はわかりにくい。オブジェクト図を描いてもなかなか直感的にイメージできない難物だが、同じ内容のデータモデルと突き合わせることで意味が明確になる。その過程で、データモデリングにおいて識別子を重要視することの意義もわかってくる。 ◆参照関係 まずは「関連クラス」が関係しないノーマルなパターンで見よう。データモデルでの「参照関係」の例と、それに対応するクラス図だ。 データモデルのほうがデータ項目が多いが、それはデータモデリングにおいては「識別子(データモデルで水色に示されている項目)」をエンティティの認識単位とするためだ。だから、データモデリングにおいてエンティティを一覧する作業は、有効な識別子を一覧する作業そのものと言っていい。 いっぽう、クラス図において識別子にもとづくユニーク性は問題にされないため、データモデルで認識されるような識別子が載っていないこと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く