この株価面での低迷について外国証券のアナリストは「もちろん、各社の足元の業績見通しが芳しくなかったというのが一番の要因であることは確かだが、2004年のアテネ五輪の開催を先取りして株価も盛り上がったデジタル家電関連景気の反動が依然として尾を引いている面もありそうだ」と指摘している。 今回のランキングで上昇率17.13%でトップとなったのが三菱電機だ。三菱電機の2005年3月期の連結決算(米国会計基準)は、売上高3兆4106億円(前々期比3%増)、営業利益1206億円(同30%増)、税引き前利益1023億円(同21%増)、純利益711億円(同59%増)と、非常に好調な決算となった(関連記事)。 FA機器や自動車電装品などを手掛ける産業用メカトロニクス部門が前々期比10%増の723億円。家庭電器部門は海外中心にエアコンが、国内では冷蔵庫などがそれぞれ好調で同11%増の256億円となった。さらに
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