高知県土佐清水市の竜串湾で独特な形をしたシコロサンゴが5日朝、一斉に産卵を行い、このもようをNHKの潜水取材班が撮影に成功しました。 5日午前3時半、シコロサンゴから煙のような精子や卵を一斉に出て、海中はみるみるうちに白く染まっていきました。シコロサンゴは、あまり研究が進んでおらず、産卵のタイミングを計るのは非常に難しいとされています。 NHKの潜水取材班は、サンゴの研究者と共同で先月からのべ7日間をかけて大規模な産卵の撮影に臨み、5日朝、ようやく成功しました。サンゴの産卵は夜明けまで2時間以上続き、海の中は神秘的な世界が広がっていました。 黒潮生物研究所の目崎拓真研究員は「これほど規模の大きい産卵はこれまで見たことがない。この映像は非常に貴重なものだ」と話していました。
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