ピョートル大帝はサンクトペテルブルク建都後、すぐにクンストカメラの創設に取り掛かった。1714年、クンストカメラ(ドイツ語で「驚異の部屋」を意味する)はオープンし、サンクトペテルブルク初の博物館となった。それはロシア初の自然科学博物館でもあった。
「ソ連軍のロケットランチャーの火を見て気が狂う者が続出した。」1941年の赤軍の反撃に際して書かれた報告書で、捕虜となったドイツ軍のある伍長はそう述べている。恐怖の「カチューシャ」のことだ。 この最新兵器がソ連軍の最高位の高官らに紹介されたのは、戦争の始まる直前だった。最初、簡単なトラックに積まれた数門の発射装置は彼らにさほど強い印象を与えなかった。だがそれが火を噴いたとき、皆が呆気に取られた。最初に我に返ったのは国防相のセミョン・ティモシェンコだった。彼は憤慨して副大臣を叱責した。「なぜこんな兵器を持っていることを私に報告しなかったんだ!」カチューシャの生産開始の決定はドイツ軍がソ連国境を越える前日の6月21日になされた。ヨシフ・スターリンが大量生産を承認したのは、戦争の始まる数時間前のことだった。 この新兵器は最高機密の開発品だった。カチューシャは爆破装置を内蔵しており、ドイツ軍に回収
9万国アノニマスさん 結婚写真に関しては凄く奇妙なアイディアを生み出す国がいくつかある 俺が言えるのはそれだけだ・・・
去年の夏、モスクワで飲んでからはまっている飲み物がある。タルフンという炭酸飲料。今までのモスクワ滞在でも飲んだことはあったのだが、去年飲んだものがとても美味しくそれから病みつきになってしまったのだ。 このどぎつい緑色の飲み物がタルフンだ。タラゴン、別名エストラゴンと呼ばれるハーブを使った炭酸飲料。タラゴンのロシア語がタルフンなのでそのままな名前。どぎつい緑色をしているけどこれは着色料などを使っていないらしい。草っぽいというかハーブらしいというかちょっとクセのある味でハッカやミントのようなスースーした感じもある。日本人の友人が多いロシア人の話だと何人かの日本人に勧めてみたがみんな一口でギブアップ。シャンプーや歯磨き粉のような味がすると言いお気に召さなかったようだ。なので私が「美味しい」と言うと驚かれた。はじめて美味しいって言う日本人に出会ったらしい。ここのタルフンは自家製(メニューでは「自家
フィギュアスケートをテーマにしたテレビアニメ「ユーリ!!! on ICE」の大ファンであることでも知られるロシア代表エフゲニア・メドベージェワ選手が、同作の主人公・勝生勇利(かつき・ゆうり)のコスプレ写真を披露しました。現役のフィギュアロシア代表選手がフィギュア日本人選手のコスプレを行うという珍しい出来事から、大きな話題となっています。 画像はメドベージェワ選手の公式Twitterから 勝生勇利(画像は「ユーリ!!! on ICE」の公式サイトから) メドベージェワ選手は、作品のハッシュタグとともに「Mother is shocked, dog is shocked. I'm happy and can't stop my laughter(母も飼い犬もびっくり。楽しくて笑いが止まらないわ)」とツイート。10月にはユーリ・プリセツキー(同作に登場する“もう1人のユーリ”なロシア人選手)のコ
特派員リポート 駒木明義(モスクワ支局長) 「プーチン大統領の9月1日までの日程を見ると、残念ながら休暇は見当たらない」 大統領報道官の言葉通り、8月に入ってからもロシア大統領府の公式サイトには、プーチン氏の仕事の様子が毎日のように掲載されている。 「写真1」は、8月22日に公表されたアルハンゲリスク州知事との面会の様子だ。場所はモスクワのクレムリンにある大統領の執務室。だがこの写真、見れば見るほど不思議な一枚なのだ。 いや、この写真だけをいくら見ても分からない。「写真2」と「写真3」をご覧いただこう。「写真2」は8月18日に発表されたマガダン州知事との面会。「写真3」は8月23日に発表されたスベルドロフスク州知事との面会の様子だ。3枚の写真を隅々まで見比べてみて欲しい。 おわかりいただけただろうか。 私がまず注目したのは、相対し… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読み
世界反ドーピング機関(WADA)の調査チームが公表したロシアのドーピングに関する報告書は、国家ぐるみで違反を隠す実態を詳細に調べ上げていた。報告書で「国家が動かす巨大なマシン」と表現された隠蔽(いんぺい)システムは、尿のすり替えにとどまらず、発覚しにくい薬物の提供などにも及んだ。旧東ドイツの国家計画としてのドーピングは知られているが、ロシアでも同様の“ドーピング文化”が旧ソ連時代からはびこっていた。 「大変な57日間だったが、短期間で成し遂げられたことは誇りに思う」。18日、調査責任者のリチャード・マクラーレン氏(大学教授)は記者会見で自信に満ちた表情だった。2014年ソチ冬季五輪での不正のほか、さらにさかのぼって隠蔽の仕組みを暴いた。 ソチ五輪時の尿のすり替えには、周到な準備があった。有望選手は薬物をしばらく使わず、五輪前にきれいな尿を採取。ソチの検査所近くのロシア連邦保安庁(FSB)の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く