シャキール・オニールに指示を与えるレイカーズのヘッドコーチ、フィル・ジャクソン。ジャクソン在任中の1999年~2011年にレイカーズはNBAの歴代優勝回数2位を達成 し、黄金時代を築いた。 ロンドンオリンピックがいよいよ開幕した。世界の頂点を争う真夏の熱戦を楽しみにしている読者も多いことであろう。 日本がオリンピックに参加してから100年となる今年のオリンピックには、293名の日本選手が出場する予定で、筆者も活躍に期待している。 その期待とともに、今回は、スポーツでの勝利の裏にある「リーダーシップ」について考えてみたい。前回は日本競泳のチーム編成についての考察を深めながら、強いチームの作り方、つまり「バランス」の意味するところについて書いた。では、チームを強くするのに必要なリーダーシップとは、どのようなものだろうか。 今回取り上げるのはNBA。卓越したオフェンス・ディフェンスセンス。air
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