できれば留学したい、世界の名門大学に進学したい、と考えるものの「でもお金がないから」と日本の大学への進学に妥協してしまう日本の学生は、これまで何百万人といたことでしょう。 私も似たような状況でした。 私は身体障害者かつ精神不安定の母を持ち、母子家庭の中で妹とともに育ちました。留学をすることに決めたときも、家族の中で働いている人は私と妹がバイトをしているくらいで、先祖が築いた昔の資産の残りを日々食い潰している状態でした。 高校を卒業してそのままアメリカの大学に進学することも考えましたが、4年間通うにはアメリカの大学は高すぎるため場合によってはアメリカの大学に編入しようと考えており、また日本の大学の質が十分高ければ日本の大学に通いながら交換留学だけすれば費用を抑えられるだろうと考えて日本の大学に進学しました。 国立大学で首都圏にあり、かつ田舎にあり格安の学生宿舎が充実しているため、進学先を筑波