Cassandraのスループットの変化を調べた結果を図2に示した。Cassandraのノード(サーバー)数が2、4、6台のそれぞれにおいて、実行する検証用アプリケーションのスレッド数を徐々に増やした。各スレッドで、書き込み、または読み出しを繰り返し実行し、スレッド数を増やしていくことで、Cassandraの負荷を高めていった。 Cassandraに対する負荷を高めていくと、スループットは曲線を描いて向上していくことが分かった。負荷の増加に対して、十分に性能が向上しなくなったポイントを探し、2、4、6ノードの場合を比較した。検証用の機器は、プリファードインフラストラクチャーから貸与を受けた まず分かったのは、アクセス負荷を高めたとき、Cassandraのスループットは曲線を描いて、向上していくことだ。RDBなど多くのデータベースは負荷を高めていくと、スループットはほぼリニアに伸び、あるしきい
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