インターネットが普及した今日では、インターネット上における「盗聴」や「改ざん」が身近な出来事になってしまいました。中間者攻撃では、会社の機密事項を扱う研究開発部門などを標的として極秘の情報が狙われるなどだけでなく、企業側と顧客との間に割り込んで両者が交換する情報を盗聴したりすりかえたりもします。したがって顧客とのやり取りをインターネットで行っているならば、どんな企業でも注意しなければいけないことになります。 中間者攻撃とは何か 中間者攻撃とは二者間の通信途中に不正な手段を持って割り込み、通信内容の盗聴や改ざんを行う攻撃で、MITM攻撃(Man in the middle attack)とも呼ばれます。無線LANや中継地点のネットワーク機器などに十分なセキュリティ対策が施されていない場合に発生するケースが多くなっています。暗号化されていない平文によるインターネットの通信は比較的容易に盗聴・改
![「盗聴や改ざん」は他人事ではない!中間者攻撃とは何か理解してその対策をたてよう](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/88d0e11f30637d5cb0d1682e470e4e89cd96738e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcollege.globalsign.com%2Fapplication%2Ffiles%2F3116%2F2788%2F7564%2Fill_mitm.jpg)