【#となりの外国人】 言葉も分からない日本で、まだ味わったこともない日本の「給食」そっくりのお弁当を、妄想しながら作り続けている外国人がいます。東京都・八王子市に暮らす、インドネシア人主婦、ウッミ・ロシダさん(36)です。イスラム教徒で、戒律でアルコールや豚肉など、食べられないものがあります。息子の弁当箱に、そっとある思いを込めていました。(朝日新聞記者・松川希実) 【写真で見る】ムスリムママの「ここが大変、日本の子育て」 「明日の給食は何かな」。 冷蔵庫に貼ってある「今月の献立表」に目をやるウッミさん。次男・イズミ君(5)の幼稚園でもらったものです。書かれていたのは「蒲鉾と鶏挽き肉の親子煮」。 献立表は日本語。ウッミさんには読めません。取り出したのは日本で買ったスマートホン。カメラを向けると、画面に写った日本語の献立が数秒で、翻訳アプリによって英語に変換されました。「オヤコニ? なんだろ
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