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スピッツとバンドに関するbandshijinのブックマーク (2)

  • PUFFY『MOTHER』平坦な日常と達観

    『およげ!たいやきくん』が導いたPUFFY『MOTHER』 最近、短調がマイブームでした。短調に注目すると、コロコロで床のチリを集めるみたいに私の意識に次々と短調の曲が引っかかって来るから面白い……喩えが汚くてすみません。 行き着いたのが、この国で最も売れたシングル、子門真人が歌った『およげ!たいやきくん』でした。 私は曲に出会って、いろんな角度からひととおり味わうのをやったら、その曲について、ここでブログに書きます。そのときにあてにしがちなWikipediaによれば『およげ!たいやきくん』のもたらした広まりがこのPUFFY『MOTHER』(1997)にまで及んでいる……と読める記述があったのです(Wikipediaへのリンク)。 焦点は、歌い出しの歌詞。 “毎日毎日僕らは一般の 退屈ばかりか嫌にも成っちゃうよ”(PUFFY『MOTHER』より、作詞・作曲:奥田民生) ここで『およげ!たい

    PUFFY『MOTHER』平坦な日常と達観
    bandshijin
    bandshijin 2020/11/27
    奥田民生プロデュース、PUFFYのMOTHER。平坦な日常に淡々とした視線と達観。サビのⅤmコードの異質さが際立つ。スピッツを思わせるイントロ。実際、彼らとの交わりで『愛のしるし』が世に送り出された。
  • スピッツ『空も飛べるはず』 なめらかでしたたかな観念

    メロの歌い出し “幼い微熱を下げられないまま 神様の影を恐れて”(スピッツ『空も飛べるはず』より、作詞:草野正宗) 幼さとは生じたばかりという観念。未成熟とも。微熱……高熱ではなく、放っておける程度のものを想像させる。あるいはこれから熱が高くなる兆候かもしれない。「幼い微熱」となれば、生じたばかりの(放っておける程度の)未成熟な熱。そんな意味を想像した。それを下げられない、と。 熱を下げるにはどうしたらいいか。風邪だったら安静にして寝る。症状が軽微なら特に何もしないで、いつも通りすごす。頭の隅にも、からだの感覚にも、どこかに微熱の影響を感じながら。 微熱の影響ってどんなものか。からだのだるさ・重さか。思考の愚鈍化か。微熱があると、むしろ頭が冴えるという人もいるかもしれない。生きようと必死になるのか。 「神様の影」とは。神様ってなんだ。上位、上級にあるもののイメージだ。人智を越えたもの。自分

    スピッツ『空も飛べるはず』 なめらかでしたたかな観念
    bandshijin
    bandshijin 2020/10/31
    スピッツの曲にはラベリングがない。どんな味なのか、感じ手に任されている。ゆえに、丸呑みしてしまうと、味を覚えずに曲と一緒に過ごすことになる。でも、いつでもからだの中にある。あなたの中にもあるでしょう?
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