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2020年11月27日のブックマーク (2件)

  • PUFFY『MOTHER』平坦な日常と達観

    『およげ!たいやきくん』が導いたPUFFY『MOTHER』 最近、短調がマイブームでした。短調に注目すると、コロコロで床のチリを集めるみたいに私の意識に次々と短調の曲が引っかかって来るから面白い……喩えが汚くてすみません。 行き着いたのが、この国で最も売れたシングル、子門真人が歌った『およげ!たいやきくん』でした。 私は曲に出会って、いろんな角度からひととおり味わうのをやったら、その曲について、ここでブログに書きます。そのときにあてにしがちなWikipediaによれば『およげ!たいやきくん』のもたらした広まりがこのPUFFY『MOTHER』(1997)にまで及んでいる……と読める記述があったのです(Wikipediaへのリンク)。 焦点は、歌い出しの歌詞。 “毎日毎日僕らは一般の 退屈ばかりか嫌にも成っちゃうよ”(PUFFY『MOTHER』より、作詞・作曲:奥田民生) ここで『およげ!たい

    PUFFY『MOTHER』平坦な日常と達観
    bandshijin
    bandshijin 2020/11/27
    奥田民生プロデュース、PUFFYのMOTHER。平坦な日常に淡々とした視線と達観。サビのⅤmコードの異質さが際立つ。スピッツを思わせるイントロ。実際、彼らとの交わりで『愛のしるし』が世に送り出された。
  • 深夜高速 フラワーカンパニーズ 平行線の5度

    高速道路を歌のテーマにした私の好きなミュージシャン 先日「鬼滅」の映画を観に行ったとき、上映前にアニメ映画の『ジョゼと虎と魚たち』の予告CMを観た。 私の中で「ジョゼ」といえば犬童一心監督の実写映画がまず思い浮かぶ。主題歌はくるりの『ハイウェイ』。 小山田壮平が2020年の夏に出したソロアルバム『THE TRAVELING LIFE』の1曲目は『HIGH WAY』。小山田壮平の歌やことばや挙動はいつも私の心を揺さぶる。 そこから、高速道路だとかハイウェイだとかいう言葉、その概念自体が私の関心の的でもある。 フラワーカンパニーズ『深夜高速』 高速道路とは。どこかへ行くために利用する道。シタミチよりは早く目的地に着きたいときに選ぶ交通手段。目的が行き先にあるときに利用するのが、「高速道路」ではないか。色んな人たちの目的の交差点なのだ。 フラワーカンパニーズ『深夜高速』では“目的地はないんだ”と

    深夜高速 フラワーカンパニーズ 平行線の5度
    bandshijin
    bandshijin 2020/11/27
    心を揺さぶるフラワーカンパニーズの名曲、深夜高速。聴くたびに泣く。冷静になって一歩下がって曲を観る。サビで歌とベースの関係が完全5度。コードチェンジ時にいつもその位置。ロックで空虚なエモがある理由。