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作詞に関するbandshijinのブックマーク (3)

  • 瀬戸の花嫁 門出と試練

    小柳ルミ子のシングル曲(1972)。作詞:山上路夫、作曲:平尾昌晃。 上リンク先の映像は第59回日レコード大賞出演時のものでしょうか。2017年に没した平尾昌晃は同年のこの機会に特別功労賞を贈られています。小柳ルミ子の歌唱がなお感慨深く響きます。1972年時の歌唱よりも単語の語頭がより強調されて感じます。平尾氏への敬意や哀悼が表れているのかもしれません。 こちらの方が当時(シングル発売時)に近いものでしょうか。瑞々しくかろみのある歌唱です。近年も当時も、変わらない伸びと透明感です。 曲について 小柳ルミ子はB♭メージャー調で歌っています。シ♭〜オクターブをまわりレまで、10度の音域が出せればこの曲は歌えます。落ち着きある曲調。純朴な歌です。 ピークの成し方 私が面白いなと感じたのは、音程のピークがAメロにあること。高い「レ」はAメロで出てきます。変化を出すBメロ(サビ)でハイトーンを聴か

    瀬戸の花嫁 門出と試練
    bandshijin
    bandshijin 2021/03/02
    音域のピークはAメロ、ボトムはBメロ。リズム形の妙もBメロ。歌詞“愛があるから” “男だったら”に考えさせられる。爽やかで純朴に描き切っているからこそ先に待つ試練や苦難を予感。小柳ルミ子の歌唱みずみずしい
  • リンゴの唄 赤の向こうの味わい

    朗々と明るい響きと表情を終始保って歌っています。体を揺らし、腕を振ります。フィニッシュの“かわいやリンゴ”は上のほうの音域に飛び、堂々のロングトーン。 映像の結尾に「年忘れ にっぽんの歌」と出てきます。時期はいつでしょうか。並木路子は1921年生まれ。彼女の容姿、番組の題字や字幕の雰囲気から察するに1970代後半〜1980年代くらいに放送されたものかと想像します。 頂点と結びで主題の“リンゴ” この曲の短調の歌い出しは、あなたがどんな人であろうと、日の人であれば一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか(あるいは外国の人でも)。 あらためて曲を見つめてみると意外だったのは、曲の冒頭すなわち前奏の部分は長調ではじまっているということです。上にリンクした動画でいえば0:15頃。一度長調の主和音に解決した直後の小節で、同主短調に移っています。C→Cmというコードの動きです。ストリングス

    リンゴの唄 赤の向こうの味わい
    bandshijin
    bandshijin 2021/02/23
    戦後の象徴にされがちな『リンゴの唄』。私は『悲しくてやりきれない』→サトウハチロー→リンゴの唄とたどり、幾度か接触を繰り返して次第に関心が高まりました。ことばと旋律に技巧が凝らされています。
  • ビートたけし・玉置浩二『嘲笑』 星を讃える、気持ち揺さぶる歌声

    遠いのは気というより星 こちらによれば、「アンドロメダ銀河は地球上から肉眼で見える最も遠い天体」だそう。その地球からの距離はWikipediaによれば254万光年。 目で見える星の中には、最も古くて254万年前の姿を今の私に届けているものがあるということ。光のはやさで急行しても254“万”年かかる距離とは「気が遠くなる」という表現ではもはや足りない。(あるいは、私が「気」を過小評価している?) 北野武・玉置浩二『嘲笑』 ビートたけし『嘲笑』。彼の歌がなぜこうも気持ちを揺さぶるのか。歌の上手さとは何か考えを改めるきっかけをくれる。 “百年前の人 千年前の人 一万年前の人 百万年前の人 いろんな人が見た星と 僕らが今見る星と ほとんど変わりがない それが嬉しい”(『嘲笑』より、作詞:北野武、作曲:玉置浩二) 百光年はなれたところにある星の姿は、百年前に存在した地球人と同時代に存在していたときの

    ビートたけし・玉置浩二『嘲笑』 星を讃える、気持ち揺さぶる歌声
    bandshijin
    bandshijin 2021/01/09
    シンプルなのでカデンツ(音楽における句読点)に目がいく。素直な曲づけ。純朴。歌詞が際立つ。玉置浩二の歌唱力については賞賛する声が星の数。ビートたけしの視点に共感と感心。
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