肯定は愛 “どんなときもどんなときも 迷い探し続ける日々が 答えになること僕は知ってるから”(槇原敬之『どんなときも。』より引用、作詞・作曲:槇原敬之、1991年) 私は歌をつくる。それをライブでやったり、録音したりする活動をしている。歌をつくる動機になるものがある。それは失恋かもしれないし、幸福や愛情かもしれない。なかでも、「自己肯定」はたびたび歌になる。 私だけじゃないだろう。さまざまなアーティストが、ミュージシャンたちが、自己肯定を歌にしてきた。それは「あなたへのメッセージ」でもあり、「あなた」の肯定でもある。 Youのところに、自分を代入するか、あなたを代入するか。それによって、自己肯定にもなるし他己肯定にもなる(「他己肯定」なんてことばあるんだろうか?)。私はそういう肯定の歌が好きだ。この世のあらゆるラブソングの中でも最も真摯なものだと思う。 なにげなく「ラブソング」と形容した。
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