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音楽とシンガーソングライタに関するbandshijinのブックマーク (2)

  • 音の肉体性 米津玄師『STRAY SHEEP』を聴いて

    バックグラウンド「ハチ」と『アイネクライネ』 米津玄師を私がはじめて認識したのは東京メトロのコマーシャルに『アイネクライネ』(2014)が使われていたのを耳にしたときだった。爽やかでエモくてポップで、バンドの音を基調にした新しい才能が出てきたなと思った。私が好む耳触り、サウンドの趣味を押さえていた。ボーカルのメロディラインやコード選びのセンスが独特で、コマーシャルで流れた断片のみでも存在を印象づけた。 それより前から、米津玄師はボカロP(ボーカロイド・プロデーサー)「ハチ」として、耳の早い人の心をすでにとらえていた。このへんの動きを耳のトロい私は知らなかった。私は人の声や生の楽器由来の音に強いこだわりがある。ボーカロイド音楽の隆盛をどこか遠く冷めた目で見ていた。 米津玄師の独特なメロディの節回し。それは、彼がボーカロイドで音楽をつくる活動をしたバックグラウンドが醸成したと私は考える。突飛な

    音の肉体性 米津玄師『STRAY SHEEP』を聴いて
    bandshijin
    bandshijin 2020/08/21
    打ち込みから生音まで用いて幅広く多彩な曲。それでいて、フィジカルの「音」への希求を感じる米津玄師のアルバム『STRAY SHEEP』。順番に聴いてラストナンバー『カナリヤ』に至ったときそれを確信。
  • 肯定の讃歌 槇原敬之『どんなときも。』

    肯定は愛 “どんなときもどんなときも 迷い探し続ける日々が 答えになること僕は知ってるから”(槇原敬之『どんなときも。』より引用、作詞・作曲:槇原敬之、1991年) 私は歌をつくる。それをライブでやったり、録音したりする活動をしている。歌をつくる動機になるものがある。それは失恋かもしれないし、幸福や愛情かもしれない。なかでも、「自己肯定」はたびたび歌になる。 私だけじゃないだろう。さまざまなアーティストが、ミュージシャンたちが、自己肯定を歌にしてきた。それは「あなたへのメッセージ」でもあり、「あなた」の肯定でもある。 Youのところに、自分を代入するか、あなたを代入するか。それによって、自己肯定にもなるし他己肯定にもなる(「他己肯定」なんてことばあるんだろうか?)。私はそういう肯定の歌が好きだ。この世のあらゆるラブソングの中でも最も真摯なものだと思う。 なにげなく「ラブソング」と形容した。

    肯定の讃歌 槇原敬之『どんなときも。』
    bandshijin
    bandshijin 2020/08/21
    マッキーの『どんなときも。』を改めて味わいました。じんと来ました。
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