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2020年9月13日のブックマーク (2件)

  • 切実な虚構の美 映画『Fight Club』

    映画『Fight Club』(1999)から着想を得たという話をネットで目にして、作品を観始めた。 一映画の視聴にかかる約2時間を生活のなかでまとまって確保することができず、2〜3回に分けてプライムビデオ(Amazon)で観た。 『Fight Club』は数年前にバンドをやっている友達に紹介されて、すでに一度観たことがあった。 昨日のこのブログの記事に、映画をおよそ半分までを観た時点での感想を書いた。半分まででも書きたくなることがあったからだ。 今日、残り半分を観終えた。 ああ、こんなだったか。あまりにも覚えていなかった自分に驚愕している。AH!だよ、AH! 後半で驚愕の展開がある。それを私はこれほど見事に忘れていたなんて! と思う一方、その驚愕の展開の「タネ」って、実はその程度。仕掛けはあくまで仕掛けでしかないのかもしれない。質は…この映画が持ついちばん重要なことは、「タネ」じゃ

    切実な虚構の美 映画『Fight Club』
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/13
    闘いたいやつらがいる。闘わなくちゃならないストレスを、闘いで晴らすのか。はじめから最後まですべてが嘘? 美しさって、嘘に宿るのでは。そう思った傑作映画『ファイト・クラブ』。
  • Mr.Children『彩り』(『HOME』収録)に寄せて 〜継ぐ者たちの「家」〜

    家って、なんだろう。 家族のことか。 家族をいれる「うつわ」、屋根とか壁とかで出来た「いれもの」のことか。 あと、脈脈と受け継がれるものを指して「家」ということもあると思う。「家」とか「家元」とかいうでしょう。 「音楽家」「武道家」「美容家」。家がつく「人」をさす呼称は多い。 ラーメン屋にも「○○家」は多い。 家は、個人を指すこともあるけれど、ある範囲内の人たちを指すこともある。 また、その範囲にいる人たちを収める「いれもの」のことを指していう場合もある。その場合は、あくまで中身の存在が前提となるだろう。 Mr.Children『HOME』から思う当時 私の人生のどれくらいを、Mr.Childrenが占めているだろう。 それは、すごく小さい範囲かもしれない。けれど、少なくとも楽曲『彩り』が収録されたアルバム『HOME』CDを持っているくらいだから、聴いたこともソフトを買ったこともないミュ

    Mr.Children『彩り』(『HOME』収録)に寄せて 〜継ぐ者たちの「家」〜
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/13
    Mr.Childrenのアルバム『HOME』の重要な曲が『彩り』。なんてことない日々のルーティンの讃歌。