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2020年9月30日のブックマーク (2件)

  • 沈没家族とMONO NO AWARE

    私には、素敵な映画を耳打ちしてくれる友人知人がいる。きのう教えてもらったのが『沈没家族』(2018)。 武蔵大学の学生だった監督・加納土の卒業制作で生まれた作品の劇場公開版。 いま、ポレポレ東中野で観られるそう(※執筆時:2020年10月)。2019年・今年(2020年)と上映を重ねて来た様子。映画の舞台も東中野なので「里帰り上映」と銘うたれていた。 シングルマザー(監督の母、加納穂子)がはじめた共同保育で育った、監督の加納土。その共同保育(と共同生活)の取り組みにつけられた名前が「沈没家族」。 成長した監督が、当時をともに過ごした人を追う。母、父をめぐる。取材する。そういう内容の映画だ。 MONO NO AWAREの『A・I・A・O・U』。 浮遊感。歌詞の乗せ方。リフレイン。ありふれた手触りの語彙を繰った、ただならぬフックのポップ感。 エレクトリック・ピアノの音、ドラムス。まろみのある音

    沈没家族とMONO NO AWARE
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/30
    彼らは出会った音楽のいいところをとりいれて「MONO NO AWARE」としてユニークに新しくてどこかなつかしい音楽を表現する。センス高いなぁと思う。玉置と加藤が八丈島出身というパーソナリティも面白いし、稀有だと思う
  • Polaris『コスタリカ』のサンバビート

    掘るほどに音楽は限りない。自分の知らない音楽のほうが多いのだ。当然だけど。「何については、口をつむぐ」を決めて、その通りにするのは大変だ。対象が無尽蔵にあるから。 だから結局、「何について口を開く」を絞ることになる。言うまでもないことかもしれないけれど、言うまでもないことを言わなかったら、私風情になにが言えるだろう。 何か言わなくちゃいけないわけじゃないけれど、自分の存在までは消せない。黙っていても、存在するかぎり自分の肉体のスペースのぶんだけ他のものを押しのけるし、ったり飲んだりする。 音楽は動画ありきなのか ツイッターなどうろうろするといろんな音楽の情報が落ちているが、より爆発的に拡散されるものは「動画の存在」が前提みたいになっていて、音楽(音声)だけで存在するコンテンツが割合的には小さく感じる。 もちろん、ツイッター外のフィジカルに目を向ければ音楽(音声)それだけで存在するコンテン

    Polaris『コスタリカ』のサンバビート
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/30
    坂田学のドラムスに深い影響を受けた。サンバ・キックをポップ・ソングで鮮烈に聴かせた私にとって初めての曲がPolaris『コスタリカ』。狂ったように聴いて真似に励んだ。キックと、シンバルのシックスティーンの妙