今回は、悔いが残ってしまった母親へのカミングアウト※の後日談を公開。 さらに、同性カップルにとっての「パートナーシップ契約公正証書」の重要性についても綴っています。 コミカライズ版と併せてお楽しみください。 ※母親へのカミングアウト(#28〜#30)を読むにはこちらから。 2015年9月30日。僕と亮介君は、カップルから家族になった。僕らは自分たちを夫夫(ふうふ)と呼んでいる。 江戸川区役所に婚姻届を提出した同日、僕らは『パートナーシップ契約公正証書』というものを公証役場で作成した。 公正証書とは、公証役場で公証人が作成する公的な書類のことで、僕たちは貞操義務など、男女が婚姻すると発生する義務や権利を、夫夫間で契約している(詳しくは、「Juerias LGBT Wedding」で検索してほしい)。 そのときはまだ、渋谷区のパートナーシップ条例が施行される前だったこともあるのだが、僕たちは、
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