「H1法話グランプリ」の開催について記者会見する実行委員会の小池陽人委員長(中央)ら=京都市下京区で2019年4月12日午前10時36分、花澤茂人撮影 僧侶が仏の教えを説く「法話」のナンバーワンを決めるイベント「H1(エイチ・ワン)法話グランプリ」(毎日新聞社など後援)が6月2日、神戸市須磨区の須磨寺で開かれる。芸人が漫才やコントで頂点を競う大会さながらに、全国から集うさまざまな宗派の僧侶が磨き上げた「ネタ」を一堂に披露する初の試み。12日に京都市内で記者会見した実行委員会の僧侶らは「『説教臭くて退屈』という印象を変え、仏教の魅力に目を向けるきっかけにしてもらいたい」と意気込んでいる。 出場者は登壇順に、真宗大谷派、真言宗豊山派、日蓮宗、天台宗、臨済宗妙心寺派、曹洞宗、浄土宗の7宗派の有志8人。開催地の関西だけでなく関東や北陸などからも集う。持ち時間は各10分。楽器や紙芝居を使う出場者もい